NJBP Live #6 時空の楽士IN憤強渋幾(ときのがくしイン文京シビック)行って来ました!
クタクタ6回目のゲーム音楽イベント、今回は
「NJBP Live #6 時空の楽士IN憤強渋幾 10/16(日)」
に行って来ました。
NJBP Live #6 について
NJBP(=新日本BJMフィルハーモニー管弦楽団)さんの「小ホール」で行うライブです。
クタクタは前回のNJBP Liveは #5に行かせてもらってたので、2回目となります。
こちら、1週間前の10/9(日)にも行われており、千秋楽(=興行の最後の日)となります。
10/9とは、楽曲が一部違うようで、魔界闘士Sagaの曲が本日はクロノトリガーを行うとのことでした。
価格
そんなNJBP Live! #6ですが、前回同様激安です。
早期購入で3000円。通常3500円という、なんという庶民に優しい価格。
NJBPさんは、ゲーム音楽コンサート界の神と呼びたいくらい嬉しい値段。
貧乏なクタクタは当然早期購入割引でインターネットから購入。
全く問題なく、素早く送られて来ました。
ということで、本日を迎えた訳です。
余談:東京ドームで開催したい!そんなNJBPさんの思いを支持したい
司会者の市原 雄亮さんは
とライブ中におっしゃってました。
私はこのクオリティーのコンサートであれば、東京ドームで6000円!って言われてもついて行きますよ!
(ちなみにドームで6000円だせば、プロ野球の観戦なら一番良いS指定席が購入できちゃいますんで!)
※画像はドームのHPから借りて加工しました。
参考:
場所
東京都文京区にある文京シビックホール
の中にある「小ホール」にて行われました。
地下鉄 都営三田線の「春日」駅と直結しております。
他には、南北線の「後楽園」駅や、JRの水道橋駅からも歩いて行けます。
隣にはプロ野球読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」もあります。
本当にお隣さんです。
東京ドーム開催する日も遠くないですね(笑)
さて、そんな文京シビックホールですが、高層ビルのため、夜景のスポットとしても知られております。
展望階があるので、素晴らしい夜景が見れるのですが、クタクタは、その昔、女性を誘ってここの展望階で告白したら振られたという苦い思い出が蘇る場所なのでした。
そんな文京シビックホールに突入します。
待ち行列の度合い
開場1時間前くらいにいってみましたが、ご覧の雰囲気でした。
これなら、もう少し後に並んでも大丈夫と思って開場30分前くらいに行ってみた所、
並ぶ場所は上記の写真のもう少し奥にあり、既に20人前後ならんでる感じでした。
ということで私も1人、待つ事にしました。
開場前には、最終的に推定150〜200人くらい並んでました。
会場の収容人数が371席なので、そう言う意味では余裕がありますね。
開場後、開演10分前くらいでも、座席は目視で20〜30席くらいなら後ろの方にまばらに空いてそうな感じでした。
開場後
開場後、司会の市原さん
Tweets by dirigent_lyo
の前回同様ゆる〜いコンサートの心得トークが始まりました。
待ってました!って感じです。
さんま御殿のさんまが登場して来た時に、ゲストが無駄にハイテンションに
っていって、さんまが芸人に
みたいなノリツッコミのくだりがあるのですが、同じ様に心の中では「市原さーん!待ってたよ〜」とハイテンションでノリたい感じでした。
じゃんけん大会!
そして、パンフレットの最後のページにもあるんですが、市原さんも記事を書いてるらしい雑誌「BAND LIFE」を
市原さん「
」
という企画がいきなり開始したので、欲しい人によるじゃんけん大会が開催されました(笑)
なんというゲーム音楽コンサート!
前代未聞過ぎる。面白過ぎる。
さすが市原さんです。
開演前の面白ポイント満載
既に、じゃんけん大会で面白さMAXですが、他にも色々ありました。
(1)BAND LIFEのコピーライティングにうける
BAND LIFE さかな君のギョギョギョな低音木管生活 ってなんだ(笑)
(2)パンフレットの出演者紹介にうける
出演者紹介のプロフィール欄…よく見てみると…
(1)背番号
(2)屋号
…って、どんな情報じゃーい!
ってツッコミたくなりました。爆笑です。
この辺の仕掛け。
さすがNJBP。
最高過ぎます。
背番号はまだしも「屋号」って…(笑)
背番号からは出演者の性格を読み取れるのかもしれない
きっと背番号からはその団員の真面目度合いがわかるのではとか推測してました。
やたら数字が高い(100を超える)とか、普通じゃない(√、小数点)とかつけるひねくれ者はきっとおちゃらけキャラなのかな?とか。
趣味が謎過ぎる
そして…(4)の趣味がやばい。
ある程度、普通なのもあるのですが、
「チクタクバンバン」→なんじゃそりゃ!
「ドライヴ」 →なぜ「ブ」じゃなくて「ヴ」
「近所の犬探し」 →どういうこと?
説明不足で理解できない趣味の記載に笑いました。
楽曲
おっと、そうこうしている内にコンサートが開始しました。
ただ、正直ちょっと楽曲数が少ないですね。
もうちょっと欲しい。
さて、起きた出来事とともに振り返っていきます!
司会者入場で大爆笑
いきなりです。このテーマが流れました。
と同時に司会者入場。
会場大爆笑!
なんという斬新な演出。
で、ちょっと順番忘れちゃったんですけど、この後、1曲目の演奏…だったかながありました。(演奏する前に時田さん入場だったかな?忘れました。)
第一幕
第一幕 (1) 半熟英雄 フィールド(春)
2:28からのです。(これです。)
↓
予想通り、速攻で演奏終了。
良い感じの曲だったので、結果的には半熟英雄だけの楽曲だけでも私は楽しめそうな感じでした。
SFCソフト |
半熟英雄の 曲が1曲入ってます。 |
ゲスト入場
そして、次はゲストの時田さんの入場だったのですが…
獣神サンダーライガーのマスクして登場してきました(笑)
なんという面白センス!
登場とともに会場を一周。観客とハイタッチをしていましたが…悲しい事に私は手を出したのですが、マスクのせいで視界が狭かったせいか、認識されずにハイタッチできませんでした…(涙)
ということで、時田さんと市原さんのトークが始まりました。
時田さんについて
時田さんはスクウェアエニックスでゲームのプロデューサーとかディレクターとかやられてる方のようです。
獣神のマスクをしてるところからもわかるように、気さくなおじさんでした。
今回の楽曲はすべて時田さんがゲーム作成に関わった物というテーマだったのです。
トーク内容
トークの内容は面白かったのですが、すみません、そんなに覚えてません。
質問で、「ディレクターとプロデューサーの違いは?」で、売れる様にするのがプロデューサーで、面白くするのがディレクターってのがあったのと、
FF2のコンサートを五反田ゆうぽうとでスクウェアで開催した際に、自分たちで接客とか色々やった って話してたのを覚えてます。
裏話的なのを色々聞けるのは非常に楽しいですね。
第一幕 (2) FF4 街のテーマ〜トロイア国〜ダンジョン〜幻獣の街
こちら、ピアノの美人双子による連弾でした。
リトルジャックオーケストラでFF4は先日大迫力を聞いたばかりだったので、ピアノの連弾というオリジナリティーで、違いがでてクタクタ的には良かったです。
多分、普通に管弦楽団で演奏してたら、どうしても比較しちゃって寂しく感じてたかもしれなかったので。
オリジナル サウンドバージョン |
DSのリメイク版 |
PSPの4 コンプリート版 |
ピアノオペラ4・5・6 |
未発表曲 レアアルバム |
DS版4 オリジナル サウンドトラック |
4ピアノコレクション |
ワールド マスターガイド |
ケルティックムーン (アレンジCD) |
FF4 Android版 |
ピアノコレクション 楽譜 |
第一幕 (3) クロノトリガー カエルのテーマ〜ボス・バトル2〜魔王決戦〜ラストバトル
管弦楽団全員での演奏に戻りました。
好きな曲でしたが、やや迫力不足か。
どうやってんのかはよくわからなかったけど、最初のざわついてる感じが独特に再現されてて良かった。
DS版クロノトリガー |
OST |
アルティマニア 攻略本・設定資料 |
ハルカナル トキノカナタへ アレンジCD |
ザ・ブリンク・ オブ・タイム アレンジCD |
ピアノ楽譜 |
オーケストラCD |
ピアノソロ楽譜 |
ピアノソロ楽譜 |
ピアノソロ楽譜 |
第一幕 (4) ナナシ ノ ゲエム ナナシ ノ テエマ[オーケストラ]
ホラーゲームとのことでしたが、あまりホラーゲームっぽくなく、すんなり入って来ました。
第一幕 (5) ライブアライブ 密命〜忍音(しのびね)〜殺陣!
良い感じでした。
ここは少数精鋭でやってました。
原曲密命
原曲忍音
原曲殺陣
とそして、ここで、休憩に入るのか…?と思ったらアナウンスのお姉さんの冷静なトーンの声で
「もう一曲はいります」
的なアナウンスでサプライズがありました。
サウンドトラック |
SFCゲーム |
作曲者のベストアルバム |
ピアノソロ楽譜 |
第一幕 (6) ライブアライブ GO! GO! ブリキ大王
なんと、司会の市原さんと時田さんが登場して、歌いだしました(笑)
まじ、何事だって感じのテンションでした。
まさか歌がくるとは、本当に驚きでした。
そして休憩
興奮状態で休憩にはいりました。
休憩時には次回のチケット購入ができます。
前回は、NESギターバンドの演奏がありましたが、今回は特になにもありませんでした。
多分、その代わりに歌が入ったのだと思います。
第二幕
ゲスト水田さん登場
ここで、なんと、ゲストがもう1人いた事が判明。
第二幕で演奏する曲の作曲家の水田さんが登場しました。
Tweets by Naoshi_MIZUTA
まさかの、客席からの登場。
水田さんの話で印象に残っているのは「楽器はほとんど弾けないけど作曲はできる」的なことでした。
楽器弾けなくて作曲しようと思うなんてすごい。
第二幕(1)光の4戦士 ファイナルファンタジー外伝
NINTENDO DSで出ていたRPGのようです。
光の4戦士メインテーマ
これ、すごく良い感じでした。
芸術の都 リベルテ 〜 商業都市 ウルベス
伝説の鯨 〜 ドラゴンに乗って
なんか、この辺は、今、原曲探して初めて聞いたけど、電子音良い感じって感じですね。
DSソフト |
ガイドブック |
サウンドトラック |
光の4戦士 メインテーマ の楽譜があるっぽい。 |
第二幕(2)ファイナルファンタジーレジェンズ 時空ノ水晶
スマホゲームのようです。
時の狭間〜現代 -The Departure
これ良さげでした。
でも、初めて聴く曲ってメドレーだと、曲の切れ目がよくわかんなかったりするので、本当にこの曲だったのかな?って気はしますが。
今を生き延びて〜立ち塞がる脅威
あんまり戦闘曲はピンと来ませんでした。
3人による演奏でのフィニッシュです!
遥か時を越え
これはいい雰囲気だしてました!
ミニアルバム |
時の狭間 |
現代 -The Departure |
アンコール
これはヤバかった。
FINAL FANTASY LEGENDS
最高のエンディングでした。
ただ、曲が短い(笑)
まとめ
いやーということで、今回も100%楽しませて頂きました。
私個人的には、楽曲のボリューム感が少しすくないかなと思ったのですが、それ以外は言うことなしです!
当然次回も行かせていただきます。
市原さんの前回も多分言ってたし、今回も言ってたコンセプト
という所、非常に共感しており、その考えにいたった市原さんへの尊敬の念があります。
市原さんの掲げるコンセプトが好きな理由
まあ、ちょっと違うかもしれませんが、私が仕事する時に思うことを例に出して説明してみます。
仕事で後輩に教えないのは不親切なことだと思う
例えばバイトした時、新人が入るじゃないですか?
すると、新人のあるべき姿として
とか
とか思うべきなのが一般的なのかもしれませんけど、私はそうは思わないんですよ。
むしろ、積極的に行くべきなのは先輩の方だと思うんです。
だって、新人が「知ってるべきルール」はどんな仕事にも絶対にあるわけじゃないですか?
ルールは教えてもらわなきゃわからない
ルール(仕事の仕方)を作ってるのは先輩方なわけで、ルールってのは教わらなきゃわからないじゃないですか。
自分でいくら考えたって、ルールなんてわからないじゃないですか?
(ルーチン作業的なやつの話ですよ。
- コンビニレジの会計処理の仕方とか、
- 掃除の順番はエスプレッソマシーンが1番目ですよとか、
- 在庫管理の台帳は一つ飛ばしに書くんですよとか。
- 制服洗濯する洗濯機をONにするタイミングは閉店15分前にするとか。
そう言う奴の話ですよ。クリエイティブな仕事は…ちょっと別の話です。)
だから、「見て覚えろ!」とか「積極的に聞きに行け!」とかの考えって人として不親切だなって思う訳ですよ。
と私は思うのです。
なので、自分が先輩になったら、最低限必要な事はガンガン教えたり、しようって いつも思います。
逆に自分が新人の時って不安だから、最低限のことは親切に教えてもらいたいなってすごく思うんです。
自分で考えられる様になる最低限のルールは教えて欲しいなって思うんです。
「決まり」がわからなくて、オドオドするのが自分は嫌なんです。
同様に、
ゲーム音楽コンサートも、説明とか演出が少ないと
みたいなことになりがちなわけです。
もちろん、そういう要素を100%避けるのは無理だとはわかっています。なぜなら…興味ないものを無理に楽しくする方法はないからです。
ドライブ中の興味ない音楽は苦痛
例えば、
好きでもないサウジアラビア民族音楽の音を「これ良いから聞くよ!」って言われてドライブで合意なしに運転手の趣味だけで流されても興味ない人にとっては苦痛を感じる人が大多数なんじゃないかと思います。
そもそも論で、興味ない人は興味ないものを聞こうとはしないはずです。
本来コンサートは
って言う人が集まるから、成り立つということも大いに事実です。
※ゲーム音楽が聞きたい!からゲーム音楽コンサートに私も行ってる訳です。
ただ、もしサウジアラビア民族音楽しかCDがない車に乗ってしまって、聞かなきゃ行けない時でもCDの持ち主が気を利かせて親切に
とか
とか説明されてから聞けば、多少は興味も湧くってもんじゃないですか?
え、そんなシーン、コンサートではありえない?
小学生が音楽の授業の一貫でオーケストラコンサート聞きにくるみたいなのは、強制的に聞かされてるシーンの例としてはありえるんじゃないでしょうか?
そんな時に、コンサートの楽団が、それでも楽しくなるように考えてくれてるなら、それって親切な事だと思うんです。
ゲームの選曲はコアになりがち
得てして、ゲーム音楽は、選曲がコアになりがちです。
全部の曲のゲームをプレイしてからコンサートに望める人なんて一部でしょう。
プレイしてたって、エンディングの曲なんて、プレイ中に何十回も聞く物でもないし、
聞いてても何十年前のゲームってことで忘れてる人だっていると思います。
ゲーム音楽は知らない人でも楽しみやすさがあると思う
私はこの間リトルジャックオーケストラに一緒に行った友達の一言が忘れられません。
ゲーム音楽には、全然知らない曲でも退屈させない魅力が「そもそも」あると私は思ってます。
だから私はゲーム音楽好きなんです。
だけど、そこへさらに、
ということへの、NJBPさんのような演出の姿勢って大事だと私は思うんです。
やっと言いたい事に戻りました
私は、このキチンと演出や説明を行い、楽しませようとしている姿勢のNJBPという団体に
上記
や
という例を通して言いたかった事は、
そうならないようにしようと考えていることが親切な姿勢である
と思うので、
それと同様に、演出を通して知らない人でも楽しませようと考える
この団体が、人間的に親切な団体であると私は思うため、非常に好きであると感じています。
私は勝手にこのように捉えて、感銘を受けたと言う説明でした。
というようなことを思わずにはいられない素晴らしいNJBP#6のコンサートでした!
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