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買わせる極意

接客業が今より楽しくなる。買わせる極意 レビュー

真夏にカシミヤコートを売る!凄腕販売員の実践術!!買わせる極意 レビュー

本のレビューです

買わせる極意

買わせる極意

「真夏にカシミヤコートを売る!」スゴ腕販売員の実戦術!! 買わせる極意 [ 吉田美紀 ]

人生において、営業の能力は大事です。
コンピュータエンジニアだって、エンジニア同士でのコミュニケーションによって、次の仕事を得ます。
決して、仕事だけが独り歩きして、プログラムを作っていればいい仕事ではないのです。

このように技術職でも、営業能力が重要になります。
そこで、本書のような服の販売員と言う、営業能力が正に必要な方の意見が拝める本書は貴重だと言えます。

購入した理由

待ち合わせの時間つぶしに、本屋で立ち読みしていました。

その場では購入しませんでしたが、中身を見たことで、そそられました。
真夏にカシミアのコートを売る!?
お客さんに売り込まれていると思われてはいけない??
じゃあ、どうやって売るの?

こんな感じで引き込まれました。

その場では暇つぶしの立ち読みだったので、購入しなかったのですが、
どうやって売り込まないで売り込んでるのか?
が気になってしょうがなく、

近場の本屋で探して買いました。

対象読者

本書は、接客営業をしている方に100%向いてます。
アパレル系の営業・接客をしている方

接客はするんだけど、売れないんだよな~ という方

それ以外の営業職でも物を売りたい。
売りたいんだけど、自然な売り方がわからない。
そんな方に特に良いのではないかと読んで感じました。

買わせる極意 裏

買わせる極意 裏

著者のプロフィール

著者はスーツのあおきで販売4冠王を達成したという女性です。
今は、講師もしているようです。
本を読んでいて思うのですが、この方はすごく勉強なさってます。

ふんだんに心理学の知識なども登場してきます。
実践で役に立っている心理学です。
これは説得力があります。

テクニックの例

例えば、「試着なさいますか?」と聞いてはいけない というのがあります。
聞くのじゃなくて、もうスーツを用意して袖を通す直前までの状態で構えます。
その状態で「こちらも試着なさってください」というのです とのこと。

私には、このテクニックは画期的でした。
こういう問題のないNoを言いづらくするテクニックは良いです。
以前レビューした営業の本
強引だけど、得るもの多し。営業ハウツー物。必ず売るための「究極の説得」の秘密 レビュー
でも似たようなテクニックがありました。

あちらの本ではどうも、こういったテクニックを強制利用しているように感じましたが、
本書は無理のない範囲でうまく活用していました。

非常に好感が持てます。
知って良かったと感じるテクニックで、使ってみたくなります。

買わせる極意 中身

買わせる極意 中身

このように、役立ちそうなところに線を引きまくってしまいました。

私はかなりの良書だと感じました。

「真夏にカシミヤコートを売る!」スゴ腕販売員の実戦術!! 買わせる極意 [ 吉田美紀 ]

書籍レビュー

営業マン必見ですな。トークいらずの営業術 レビュー

メンタリスト Daigo トークいらずの営業術 レビュー

本のレビューです。

 

わたしはKindle版を購入しましたのでこちら↓でした。

あの有名なメンタリストのダイゴが、メンタリストの技をふんだんに取り入れて記載した本です。

内容は、営業術についてです。

なんと、ダイゴは営業経験があるということ。

どうも有名になる前は、自分1人で営業をやっていたとのことです。

これは机上の空論だけでは終わらない感じで、期待がもてそうです。

購入理由

アフィリエイトの営業力UPが理由です。

メンタリストの技を用いた営業術で、クリック率アップできないかな?

というのが正直な狙いです。

ダイゴの書籍は以前も購入した事があり、良い書籍だった記憶があります。

人の心を自由に操る技術 [ DaiGo(メンタリスト) ]

こちらの書籍ですね。
そういえばレビューしてなかった。

そういう訳で、ダイゴに信頼感を置いていたのが理由で、その営業版ならということで購入しました。

Kindle版の値段の安さも魅力でしたが、元々は立ち読みで、概要をチェックしていたというのが大きかったです。

お気に入りの考え方

メンタリストは要するに、心理学を実践世界に応用する達人という意味です。

そんなメンタリストが言います。

基本は「必要な所に営業をかけるのだ!」と。

これって、先日レビューした本とは真逆の考え。
強引だけど、得るもの多し。営業ハウツー物。必ず売るための「究極の説得」の秘密 レビュー

色々な本を読んでいて面白いのが、これが正しいやり方なんだ!と違う事いうこと。

つまり、正しいやり方なんてのはないんだな と冷静になれます。

だから私は「なぜそう思うのか?」に興味があるのですが、

私は本書の方が好きです。

なぜなら、アフィリエイトにも活かせそうだからです。

本書を読んで感じた気づき

本書と、先日の「究極の説得」の秘密を読んで感じた事。

それは、私の目標が

むこうから「欲しいからくれ!」

と私に言ってくるような状態にしたい

なのだと気づきました。

究極の説得の秘密は、いかに相手に買わせるか に主眼がありましたが、
本書は、必要な相手にいかに無理なく買わせるか です。

究極の説得の秘密は、無理あって買わせてる様に見えましたので…。

でも、それって私が求めてる能力です。
別に、欲しくない人に売る能力はいりません。

でも、この人にならうまくやれば相手も喜んで売れる!
という相手に対して、もし100%に近い確率で売れる能力を身につけられれば、
最高です。

本書を読んで、少し、その足しになるな と思う部分がありました。

ただ、その技術的な所よりは、ああ、自分はそうなる営業を求めていたんだなという
所に気づいたのがなんか大きい気がしました。

若干のマイナス点

基本的には心理学を元にしているのですが、

なんか経験論ぽい所も少し見られました。

前述したとおり、私は「なんでそう思うか」「その根拠は?」を重視しており、
さらっと経験論的に言ってしまう部分が少しあったかのように思うので、
その部分は「私の求めている事」と違ったのでマイナスでした。

だから、◎◎の社会心理学者がこういう実験をしたので▼▼みたいな
記述の箇所が結構あったのですが、
そういうところは「待ってました!」って感じで非常に興味深く読めました。

補足

そういえば、日本人のメンタリストはダイゴしか知りませんが、
以前読んだ書籍

影響力の心理 [ ヘンリック・フェキセウス ]

は海外のメンタリストの翻訳本でした。
同じメンタリストでも、視点が若干違って非常に良かった。

まとめ

なんだかんだアフィリエイトに役立ちそうとは書いてみた物の、
基本は普通の営業をかける人向けに書いてあります。

だから、一番オススメできるのは、営業職の人ですね。
値段を考えると、内容は秀逸です。

買って損しないと私は言い切れる一冊です。

営業の無駄が省ける良策!しくじり先生から学ぶでんじろうの話

しくじり先生3時間スペシャル 米村でんじろうのしくじり

たまたま見た番組であったが、
5月2日のしくじり授業は 学校嫌いなのに教師になって生徒に迷惑かけちゃった米村でんじろう先生 & 話題作りでウソついちゃった おさる先生 & しくじり偉人伝 “カール・マルクス”)

しくじり先生から学ぶシリーズ第2弾です。

先ほどは、面白いプレゼンの構成手順でしたが、

今回は 米村でんじろう先生のプレゼンで感じたことです。

なぜしくじり先生は面白いのか…?

他人の人生の生き様は自分の人生を生きる上で、その失敗談が非常に参考になります。

私たちが歴史を学ぶのはそういったことが理由であると言えるでしょう。

特に、その生き様が変わっている場合は、参考になると同時に、興味が湧きます。

でんじろう先生の生き様

でんじろう先生もいわゆる「普通」からは離れており、

ひきこもりがちな人生を歩んでいたようです。

今の様子からは想像できません。

大学受験では3浪しています。

社会に出たくないという理由からなんだかんだで結構な年数を過ごしています。

浪人3年+大学生活4年+大学院2年…

等々。

でんじろう先生の話がうけなかった場所

そんな中で、教師としての生活が始まり、奮闘するでんじろう先生でしたが、

最初に赴任した学校ではヤンキーが多く、生徒の心をつかむために実験を実施。

見事に、生徒の心を掴めたようです。

進学校での実験は…

そんな中、別の学校への移動を命じられ、移動した先は「進学校」でした。

進学校でも同様に実験を披露するでんじろう先生でしたが、

生徒や教師仲間などからクレームがきます。

「授業が遅れるけど大丈夫なのか!!」

等と言った物がそれです。

相手が求めている物は何か?

最初の学校では生徒は楽しい授業を求めていたが、

次の学校では(進学校なので)進学に必要な物を求めていたようです。

そこで、実験がうまくうけなかった理由をでんじろう先生は

「求めていた物が違ったからだと思う」

と述べています。

営業でもこの考えは大事ではないかと考えます。

つまり、実験という、かなりの確率で誰でも興味を持つ物でさえ、相手が必要としていなければ不満になります。

世の中に絶対的に皆に認められる物はない

ということです。

いくら素晴らしくてもダメ

どんなに素晴らしいものを披露しても「相手が求めていない」ならばそれはお荷物でしかないのです。

誰かにセールスをかける時に、相手に興味を持ってもらう様に話したりすることは大事です。

だけども、そもそも相手がそんなことを求めていないなら、

どんなにわかりやすい説明であっても、逆効果となるでしょう。

飛び込み営業が難しいのはそこでしょう。

そもそも求めて何かいない。

そこへ切り込んで行くわけだから、簡単な訳がない。

車で例えるなら

高級車を買う人に燃費がいいことをアピールしても効果がないかもしれない。

でも低級車(?)を買う人に燃費がいいことをアピールするのは効果が高いかもしれない。

お金がある人がそもそも効率性以外を求めて車を買うので、燃費はあまり重要ではないと思われるから。
(まあ、良いに超したことはないと思うが)

逆に、低級車に乗るような人は、お金を気にするから、燃費が良い方がいい。

ビール売りで例えるなら…

野球場の売り子で例えれば、常連のおっさんはもしかしたらだけど、

可愛い子と会話する機会も求めてるから男の売り子ががんばってもダメ。

選べる状況なら、スルーされてしまう…とか。

どんなに優秀な男の売り子でも。

求めてる物を与えれば感謝される

逆に言えば、求めてる物をきちんと渡してやれば、あんまり押さなくてもすんなり買ってくれたりするってことではなかろうか?

ゴミ掃除の例では

また、求めてる物で良い物を与えれば感謝される可能性が高い。

汚い家を掃除の仕事で掃除すれば、「ありがたい!」って思われるけど、

ゴミ屋敷を好んで住む変な人の家を掃除すれば、逆に「余計なことを!」って思われるかも知れない。

アルバイトの例では

昔経験したけど、アルバイトで、シフトが重要でそこにしたのに、自由が利かなかったら、いくら給料が良くても他にしようと辞めようと思うし、
(でも、給料目当ての人だったら辞めようなんて思わないだろう)

コミュニケーションしたくてアルバイト入ったのに、常に同じ人としか仕事しない狭い所だったら、シフトが自由でも辞めようと思うし、
(でもシフトの自由を求めては行った人ならきっとやっていける)

給料がいくら良くても、毎日腹立つ奴と一緒だったら、やっぱり辞めようと思うかもしれない。
(でも給料のみを本当に求めていた人なら、きっと割り切ってやれる。)

求めてることが明確で、満たされていれば、
給料目当てだから、嫌な奴と組んだけど、人間関係はいずれ変わるからがんばれるわ!
みたいな考え方にもなるだろうし、

家族がいるから仕事を辞めない人は

家族がいるから、鬱な仕事だけど辞められないみたいな人は
結局は、家族を養えれば鬱なことでも満足ということになっているに違いない。
(もちろん、ストレス少ない仕事を望んではいるのだろうけども。)

最後のまとめ

営業にも色々なケースがあるだろうけど、

特に、場面がはっきりしている場合
セミナー講師をまかされた とか、
オフィスの昼休みに保険の営業かけます とか、

多少営業かける相手の属性が特定される場合は、相手が求めてそうなものを考えるのが大事だと感じた。

また、どんなときでも、相手が求めていない状況では、すばらしいものを実行できても
それはすばらしく思われない というのを忘れては行けない気がした。

しくじり先生 話に興味をもたせるには?

あなたのプレゼン力がUPする。しくじり先生から学ぶ話に興味を持たせる方法

しくじり先生3時間スペシャル 資本論著者 マルクスのしくじり

しくじり先生 話に興味をもたせるには?

しくじり先生 話に興味をもたせるには?

たまたま見た番組であったが、
5月2日のしくじり授業は 学校嫌いなのに教師になって生徒に迷惑かけちゃった米村でんじろう先生 & 話題作りでウソついちゃった おさる先生 & しくじり偉人伝 “カール・マルクス”)

「興味のないことに、興味を持たせられた」

最高のプレゼンテーションだと感じた。

そこから、人に興味を持たせるには何が必要なのかを考察したい。

尚、しくじり先生は以下の感じでDVDとかでてるらしい。

興味がない理由

テーマは「マルクスの資本論」。

これは興味が出ない。

「資本論?難しそう。つまんなそう。何の役に立つの?」
これに対して、どう興味を持たせるのか…?

マルクスのプロフィール編

・顔写真
・出身
・親の職業
・名門学校卒業
・世界経済に大きな影響を与える!

ここまでは一瞬だが、たいして興味もわかなかった。

ザザザっと上記を説明した後で
有名な本「資本論」を出していると説明

当然、まだ資本論に興味はない。

資本論編

そこで先生役のあっちゃんは

資本論 難しそうですよね?
興味ないですよね?
私も経済学部にいましたが、選択しませんでした

と「我々視聴者、一般市民と同じだ」とワンクッション入れた。

でも「わかると面白い」とのこと。

english-newspaper

とりあえず、「ふーん。面白いのかぁ。」とそれだけ。

あっちゃんは他にマルクスが出した4冊の本のタイトルを列挙

私はまだ何がなんだかはわからない

しかし、ここであっちゃんは…

これらの本の内容を2行に要約した。

「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう」

というのがこれらの本の内容だと言う。

格差社会

以降、基本的に資本論の内容について説明はない。
不思議なのだが、本の内容はほとんど説明せず、しかしマルクスおよび資本論について興味が出ている。

そして現在も、再び読まれ始めておりその理由は

・格差が生まれているから
・皆が幸せじゃあないから

だという。
この辺迄くれば、結構興味がでてくる。
なぜ、私は興味を持って来ているのだろう

「現在の皆が読んでいるから」
「自分にも関係してきそうだから」

かなぁ。
正直、ここまででのマルクスのプロフィールなどはそんなに興味を持たせる要素ではない。
ただ、本書が

「現在にも関係ある話なんだよ」
「だから、皆も読み始めているんだよ」

と言われたから、じゃあどんなのだろう?となってきている気がする。

資本論を皆読んでるよ編

街の景色

人類史上最も読まれた本は何か?
あっちゃんは言う。
答えは聖書。

しかし、資本論は聖書の次に読まれている本だと言う。

まじか!
そんなに皆に認められてるのか!
とちょっと中身がきになる私。

やはり、「皆がやってますよ」ということのパワーはかなりの物なのか。
ことに本書は、史上2位で読まれているというのなら、私も知らないのは恥ずかしいとまで思ってしまった。

しかし、ここで言いたかったのはどうやら
そこまで読まれている(ファンがある)本ならそれを実行する人がいるということだった。

ここでの例えは、ハリーポッターでコスプレしちゃう人がいるとかそういう話でわかりやすい。
それと同様に本の内容を実行した奴がいるというのだ。

疑問

そして国ができた。
ソビエト連邦という国だ。

平等な社会を目指す国で
ソビエト=評議会 の意味
連邦=国の集まり の意味

あっちゃんは言う。
興味ないと言っていたが、こう考えたらどうか。

理想に燃えたドイツの男が本を書いた。
それに影響された人が国を作った。

そうしたらその国に行きたくならないか? と。

しかし、そのソ連は今崩壊している。
それはなぜなのか?
その理由は今日わかる!

というのだ。

本

これは上手い。
こういう言い方されると最後迄みたくなる。
なぜだろう?

(1)話自体に少し興味がでてきている
(2)これを見れば謎が解けるよ と言っている

やはり、(2)はでかい。
この話を聞くと何がわかるのか。
もちろん、いきなり

ソ連崩壊の謎がこの番組を見ればわかる!

ではソ連に興味がない人は見ない番組だろう。

だが、ここまでの流れでソ連ができた流れを理解した。

全世界で2番目に読まれている資本論の内容を元に、
平等な社会を目指したソ連。「それなのに」崩壊している現在。

そこまで理解して来たから気になるのかも知れない。

マルクスのしくじり編

本

そして話はマルクス個人の話に移る。
実はマルクスはニートで、浪費家だった。
どのくらい浪費家だったのかの具体例で教室内の笑を誘う。
その人間としてのクズっぷりをたくさん説明。

例えば、友達からお金を借りまくっていたとか、そんな話。

こういう話をされるとマルクス自体に愛着がわく。

もし、この内容がマルクスは真面目だった ならどうだろうか。
普通だ。

やっぱり、人と違うから、なんでそんな奴が?みたいな気になり方をする。
クズだから、クズなのにどうして?と思う。

疑問

人と違うことをした説明をすると、人の興味を引くのかも知れない。

「彼は、新卒から公務員として働いて、1人の女性と結婚しその生涯を終えました。」

よりも

「彼は、新卒で公務員になるも、疑問を感じ起業する。幾多の倒産を経て、町工場として成功した」

の方が、まだ、「なぜ公務員を辞めたの?よく倒産して復活したね?」
と思って気を引くのだろう。

こんなのは説明の仕方にかかってくる訳だから、

「なぜだ?と思われる説明の仕方をした方が興味を引けると考えても良いかも知れない。」

以降も楽しいプレゼンが続くのだが、ここまでで充分興味を引く要素があったはずだ。

それを改めて考えたい。

どうしてこのプレゼンの冒頭で興味を引かれたのか考えた

疑問

(1)つまらない、難しいという部分を認めた

これは大きいと思う。
まずは、一緒に、これは難しいんです。私もそう思う。
と言って入って来た。

大学の授業でつまらないのは、きっと当たり前に説明するからだ。
でも、「今日の授業はつまらないんです。私もそうでした。だからこうしました。」
みたいな感じで言われるだけで、「お!面白いのかな?」と期待させる。

事実、資本論などの中身に関しては
「お金持ちと貧乏な人の格差社会をなくそう」
しか出てこない。

(2)あなたにも関連がある。皆がやってると言う

疑問

現在再び読まれ始めている (という所で、少し興味が出る。)

なぜそうなのか?

それは、現在格差社会が広がりつつあるからだ

この流れでワーキングプアのクタクタには、それは大きなテーマで自分にも関連あるかも と思える。

そして、「資本論は世界で2番目に読まれている」
でそんなに有名なら中身が気になる と思える。

自分に関係があって、皆も気にしている。
こういう表現は興味を持つ。

私だけが好きな趣味をこれから発表します!

と言われるプレゼン冒頭と

私も好きなのだけど、一見マイナーに思えるこれは、全世界で100万人に愛されてます。
そんな趣味を皆さんに紹介したいと思います

と言われるのだとやっぱり後者が良いと思う。

まとめ

疑問

プレゼン自体も面白いから、全部分析したいけど、結構疲れるので、今日は
相手に興味を持たせる話し方はどんなのかという焦点で考えてみた。

結論は

(1)相手の立場に立ってみてそれを認める(だから工夫しましたと暗に示す)
(2)その上であなたに関係がある と示す
(3)他の皆も興味を示している と示す

この3点を冒頭に持ってくるのが興味を持たせる説明につながるのではないか?
と考えた次第です。

もちろん、あっちゃんの話は
わかりやすい
のが大前提にあるけど、いかにわかりやすく説明しても、「聞く気」にならないと意味ない。

何か1個考えてみる。

肩こりの話をしてみたい。
肩が凝った経験もない人もいるかもしれない。
でも、実は世の中皆、肩こりの可能性が高い。パソコン、スマホそんな現代文明、肩こりじゃない方が難しい。
そんな中、今多くの人から支持されており、また私も信じている肩こりの対処法がある。医学的な話は、実は細かく言うと難しい。
だから私は、誤解を恐れずに、わかりやすくに言うことにした。結論から言うと最高の対処法は「筋トレ」だ。皆、運動はやりたくない。
できれば楽して健康になりたい。
それは私にも良くわかる。だからこういい直す。正確には筋トレではなく
「自分が動いて行う筋肉ほぐし」
が必要なのだと。それではまず、この方法は次の考え方に基づいてなりたっている…

みたいな感じどうかな?
結構自分で書いてて悪くない気がした。

書籍レビュー

強引だけど、得るもの多し。営業ハウツー物。必ず売るための「究極の説得」の秘密 レビュー

必ず売るための「究極の説得」の秘密 レビュー

本のレビューです。

 

私はkindle版を購入したので、kindleならこちらをどうぞ

前評判が凄い

amazonのレビューを見て、評価が良かったので購入してみた。
狙いとしては、アフィリエイトの営業でもっと効果がでるようになればなと思った。

結論

ぐだぐだ言う前に先に言おう。
本書は革新的なネタが詰まっている!
読む価値は間違いなくある と思える。

向き不向きあり

ただし、適応しやすいのは、人と人と向かってするセールスマンである。
私の購入理由の「アフィリエイトに役立てたい」

というのも、30%くらいは参考になるけど、70%は参考にならない。

ここが凄い

本書の目的はお客さんに商品を購入させることである。

そのための作戦が書いてある。
本書の骨子となる作戦は「YES」が取れる迄、誘導することだ。

どういうことかと言うと、
「NO」と言われずらいような状況に追い込んだり、
断りずらいなーという感じにしたり、
とにかく諦めないでがんばったり

みたいな感じ。

言うなれば<暗示>って感じ。
影響力の心理 [ ヘンリック・フェキセウス ]
こっちの書籍の方が、メンタリストが書いてるだけあって、スマートな感じ。

でも本書は「営業マン」が書いてるから「うぉー、断らせん!負けません!」って感じバリバリ。

質問はいかん

例えば、基本的には「いかがなさいますか?」みたいな質問はしてはいけない。
相手に考えさせると、Noと言われてしまう。
そうならないように工夫するのだ。

ちなみに、この考え方も、
「真夏にカシミヤコートを売る!」スゴ腕販売員の実戦術!! 買わせる極意 [ 吉田美紀 ]
こちらの本に、もう少しスマート版(?)で載ってる。

もちろん、スマートな分、直接契約には結びつかないんだけど、「技を使ってる!」とは思われづらいという意味でスマート。

真理をついている所が多い

そもそも、営業はお客に未知の物を売る。
未知の物は憶測で買うしかないから、お客が憶測でも「それはいいね」と思える様に暗示をかけるのが極意の一つ

というのが本書の意見の一つ。
具体的なやり方やエピソードは本に沢山かいてあるのだが、
確かに、そうだよね、と思えることは多い。

注意点:ごり押し過ぎる

しかし、本書は神憑った営業成績の人間が書いているせいか、少し極端過ぎる考えが恐い。

私は、お客さんに最終的に判断してもらうのが良いと思う。
例え断られたとしても、無理矢理買わせるのは行けないし、「確認」しないのはいけない。

ただ、本書は、なるべく確認するようなことはせずに、

さも当然の様に契約する様に振る舞えば、(相手も断りづらくなって)契約になる

みたいな考え方である。

あなたは、巨人ファンに阪神の応援メガホンを売ることができるだろうか?

やはり、必要ない人には売れないし、売らない方が良いと思う。

(ちなみに、そういう判断の仕方を勧めている営業の本は
トークいらずの営業術 [ DaiGo(メンタリスト) ]
こっちだと思う。)

そういう判断をするのがまた営業マンの力であると思うが、
本書の考え方はどちらかというと

相手が必要とかが問題ではなく、売れる迄粘る

的な感じで迫って来るから、ちょっとやり過ぎだろ!
と思わざるを得ない。

以前、ちきりんさんの日記であったエントリですが、
(得るもの、失うもの)

交渉ごとで自分の主張を通すのは、借金をするみたいなものです。

と書いてあったのを思い出しました。
要するにその場では勝っても、実は裏ではマイナス評価になっているということなのですが、
私もそう思います。

本書は多分に「断りきれない状況」を作り出したりして交渉を強制的に勝利する作戦で溢れています。
参考になることは沢山ありました。

その作戦でこの人は、うまく行っているのも事実でしょう。
しかし、私には、この強引さは借金をしているような気がして使う気にはなれませんでした。

良い作戦の所だけ頂いて行こうかなと思いました。