幸福への近道」カテゴリーアーカイブ

ポジティブ心理学的 人に親切にする理由

実践テクニック集を作っていて思ったのですが、

何かをしてあげる時には、必ず 損・得 を考えると思います。

例えば

人に話しかけるのは

仲良くなりたい(得)

一人ぼっちの不安を解消したい(得)

情報を引き出したい(得)

逆に 話しかけないのは

自分の時間を邪魔されたくない(損)

話しかけてギクシャクするのが面倒だ(損)

話しかける魅力を感じない(損)

理由なく、話しかけるなんてことはないと思います。

例え、人懐っこい人でも、普段は意識せずとも

友達が増えると楽しい!

とか何かその本人が得する理由があるはずです。

私はどちらかと言えば、人に何かするときに見返りを考えるタイプです。

だから、自分のお得な情報を開示するのには抵抗があります。

タブレットには通信会社、OCN mobile oneが安くていいよ!

(OCN mobiel oneとはこれのことです。)

というのも、自分だけがやってるからお得な感じがするので、あまり教えたくありませんでした。

しかし、もし、親切をすること「自体」が幸せにつながるとしたらどうでしょう?

私は考えを改めました。

見返りがくるのではなく、親切にすること自体が幸せを呼んでくる得になりうると。

実践2を記載していた時のことです。

実践2 親切を5回以上する

こちらの記事によると

幸福学 白熱教室 プロローグ レビュー

(A)人を助けようとする社会行動
調査では週に1日5回親切なことをしなさいという課題を与えたら、幸福度が上がったらしい。親切はなるべく多くするに限るとのこと。(1回では効果うすいらしい。)

これが本当であれば、普段はどうでもいいやと思うこと自体が

自分の幸せになります。

クタクタの場合

これまで:メール返信来ないなぁ。何考えてるんだよこいつ!
       ↓
これから:メール返信来ないなぁ。親切に電話でこちらから返信してあげよう。

上記の調査の詳細はわかりませんが、多分これでいいんだと思います。

多分自分が「親切なことをしている」という思い上がりみたいな思いそのものが、自分いい奴感を出して、自分を肯定して幸せ感がでるんじゃないでしょうか?

と私は、捉えてみました。

これなら、私、常に得を感じながら自分が損するかもと思う行動も多少はやれる気がしました。

え!?、なんで汗水たらして稼いだお金で買った貴重なポジティブ心理学の本から得た情報を公開してるのかって?

皆さんに親切にして、幸福度を上げたいからです(笑)

幸せとは何か?Happierより考察してみた

先日、知り合いから

クタクタは環境的に恵まれているから幸せな方だよ

と言われました。

住む家もある。

五体満足健康である。

仕事もある。

だから、幸せなんだよ…と。

しかし、当の本人は全く幸せだとは思っておらず、どちらかというと鬱気味です。

この状態のどこが幸せなのか?と。

ポジティブ心理学のタルベンシャハー先生は

「喜びと意義の同時体験」

と幸せを定義しています。

喜びはまさに現在の利益

…略…

未来の利益をもたらしてくれる目標や活動に「意義」を見出します。

つまり、私の客観的な状況がどうであれ

現在喜びを感じている状態であり、かつ未来も良くなるという意味を感じている状態でないと幸せではないのです。

確かに、常にそんな状況を維持するのは難しいでしょう。

しかし、現在の私は「意義」は感じているが、「喜び」はあまり感じていません。

どうやら、「今を生きる」ことをしていないのが幸せを感じていない原因ではないかと思いました。

幸せの測定

幸せを測定することができます。

ディーナー博士の「人生満足尺度」です。

ここでは

(1)客観的幸福として、収入や治安・環境面から測定

(2)主観的幸福として、アンケートに答えてもらう

(2)について測定することになります。

私の友人は(1)について「あなたは恵まれている」と言っていたのであって、

私は、(2)において、「どこが幸せなのか?」と疑問に思っていたのです。

そりゃあ、話も食い違う。

内容

5つの質問に7つの尺度で答えます。

終わったら、数字を足してください。

尺度

1全く当てはまらない

2ほとんどあてはまらない

3あまりあてはまらない

4どちらともいえない

5少しあてはまる

6大体あてはまる

7非常に良くあてはまる

です。

以前やってみた時の回答がこちらです。

質問
(1)ほとんどの面で私の人生は理想に近い

→クタクタ「…1です」

(2)私の人生はとても素晴らしい状態だ

→クタクタ「…2です」

(3)自分の人生に満足している

→クタクタ「…2です」

(4)これまで自分の人生に求める大切な物を得て来た

→クタクタ「…2です」

(5)もう一度人生をやり直せるとしても、ほとんど何も変えないだろう

→クタクタ「…1です」

結果
は、八点。。。

目安として

30点以上。満足度が高い。非常にうまく行っていると感じている

25-29点 大体順調

20-24点 平均的な幸福度

下がる程人生に不満が多く、幸福度が低い。。。らしい。

客観的に相当満足度が低い。

やはり、残念ながらクタクタの幸福度は低いと言えます。

ポジティブ心理学系リンク集

NHK 幸福学 白熱教室

その内容のレビュー(クタクタ作)

プロローグ レビュー
幸福学 白熱教室 第1回 お金はあなたを幸せにしますか? レビュー
幸福学 白熱教室 第2回 仕事を天職にする方法 レビュー
幸福学 白熱教室 第3回 挫折や逆境から立ち直るために レビュー
幸福学 白熱教室 第4回 幸せを導く人間関係とは レビュー
:: Authentic Happiness :: Using the new Positive Psychology

強みがわかるテストができます。

こんな感じ。クリックすると拡大します。

クタクタの強み

幸せになるために無料で使える ポジティブ心理学系動画集

マーティセリグマン

マーティン・セリグマンのポジティブ心理学

幸せを3つに分解

  1. 快楽
  2. 没頭
  3. 意味

ポジティブな感情はいずれ慣れてしまう。そこに、意味を持って没頭できるようなことがあるようにしてこそ幸せ。

ダニエル・ギルバート

私達の誤った予測

人工的幸福と自然発生的幸福について。
何かを選んだ後も、他の何かを探してしまう。

ショーン・エイカー

幸福と成功の意外な関係

大事なのは”訓練する”ということだと感じました。

幸せの定義が成功であるなら、それは達成できない。なぜなら、何かに成功すると、次の成功を求めるように成功の定義を再定義してしまうから

バリー・シュワルツ

選択のパラドックス

選択肢は多すぎても少なすぎても不幸になってしまう。人間には魚の金魚鉢のようなものが必要だ。

ダニエル・カーネマン

経験と記憶の謎

ノーベル賞受賞者であり、行動経済学をつくり上げたダニエル・カーネマンが、休暇や大腸内視鏡検査の例を交えながら、「経験の自己」と「記憶の自己」の幸福の捉え方の違いを語ります。

ポール・ブルーム

喜びの根源

ダニエル・ギルバート

私たちが幸せを感じる理由

書籍レビュー

ポジティブ心理学書籍紹介—これらを読めば効率的に幸せになる!?

DVD happy-しあわせを探すあなたへ

ポジティブ心理学の入門として最適です。映画なので見やすいし、興味をそそります。

HAPPIER―幸福も成功も手にするシークレット・メソッド ハーバード大学人気No.1講義 [ タル・ベン・シャハー ]

ポジティブ心理学の名著です。幸せとは何かを定義しています。

他の心理学と違い、無理なく現実に即した考え方をしているのが特徴です。

次の2つから生きたい人生を選びなさい [ タル・ベン・シャハー ]

迷った時の羅針盤。1ページに1個の読み切りで、読みやすく、かつ迷った時に再読しやすい。

1家に1冊。

ハーバードの人生を変える授業 [ タル・ベン・シャハー ]

次の2つから~と同じスタイルの書籍。文庫本のようだ。

こちらでレビューしました

最善主義が道を拓く [ タル・ベン・シャハー ]

ポジティブ心理学の名著 その2です。完璧主義でなく、最善主義で行こうと言ってます。

現実に即したリアルな実践向けの思考なのがGOODです。

成功が約束される選択の法則 [ ショーン・エイカー ]
幸せになるための、物事のとらえ方について記載されています。
幸福優位7つの法則 [ ショーン・エイカー ]

幸福になるための、法則を7つに分けて解説。成功が約束される選択の法則とつながっているので、一緒に読むのがおすすめ。

「勇気」の科学 [ ロバート・ビスワス・ディーナー ]
幸福学のメイン講師をつとめた、ディーナー博士の本。
ネガティブな感情が成功を呼ぶ [ ロバート・ビスワス・ディーナー ]

幸福学のメイン講師をつとめた、ディーナー博士の本。気になるタイトル。6/20発売。

「幸せ」について知っておきたい5つのこと NHK「幸福学」白熱教室 [ NHK「幸福学」白熱教室制作班 ]

ポジティブ心理学を勉強する登竜門。NHKの白熱教室で幸福学として放送したものの書籍版

「幸せをお金で買う」5つの授業 [ エリザベス・ダン ]

白熱教室の第一回で講師を担当したエリザベス・ダン博士の本。幸せになるお金の使い方について記載があります。

明日の幸せを科学する [ ダニエル・ギルバ-ト ]

映画 Happyに出ていた学者。鋭い観点を言います。

幸せはいつもちょっと先にある [ ダニエル・ギルバ-ト ]

映画 Happyに出ていた学者。買いたくてなかなか購入できてない書籍です。

ポジティブ心理学の挑戦 [ マーティン・セリグマン ]
ちょっとこの本は難しそうでした…
オプティミストはなぜ成功するか [マーティン・セリグマン ]
読んでみたい本の一つ。
ポジティブ心理学が1冊でわかる本 [ イローナ・ボニウェル ]

タルベンシャハーの翻訳、成瀬さんが関わっているようで是非とも読んでみたい一冊。成功するから幸せになるのではない。幸せだから成功するのだ。