自己啓発セミナーの勧誘から考える効果的な営業方法とは

今回、ちょっと自己啓発セミナーやってる人から絡まれてしまいまして、嫌だった点を見てみれば、逆に自分が営業する際の役に立つかと思い、記載してみます。

嫌だった点

(1)いきなり電話

もう、これで相当印象悪くなった。
知り合いからメールで「今仕事中?」ってきたら

クタクタ「家ですよ」
って答えるのは致し方ないでしょうが。
そしたら、そのやり取りの次がいきなり電話って…。

結局、他の勧誘系営業も、いきなり電話してきてどうこうしようってのが多分そもそも論として間違っているんだと思う。

(2)たいして親しくない

もちろん、知り合いだったし、雑談する仲ではあったけど、
仲が良いかどうかというより、

今迄何回あったか、今迄何回しゃべったか、定期的に会ってるか

の事実の方が重要だと感じた。
その事実が友情のトリガーを起動させるのには重要。

要するに、電話もそうだけど、「いきなり連絡して来て何言ってんの?」なわけさ。

(3)具体的じゃない

誘う内容が以下の要素を満たしてない

・何をするのか?
・どうしてそうなのか?
・なんで私を誘うのか?
・いくらかかるのか?
・どういうことが先に待ってるのか?(セッションは何回いるとかそういうこと)

要するに、不明点を全部クリアにして私の不安を消す必要がある。
もう、ここはある意味、全部明かしていいと思う。

結局、全部説明したって、伝わる訳はない。
バッティングの技術向上セミナーの内容でやること説明しても、理論はわかってもつたわらないでしょう。
それよりも、
「そういう内容のことやるのか、なら行っても良いかな。」
にもってったほうが良い。

以前、仕事のセミナーに参加した時も、
やることが
「絶対仕事力UPします!」
だから行ったんじゃなくて
「◎◎の本に基づいた内容のセミナーです。実際にやりながら教えるので身に付きます」
だったから、◎◎の本が好きだったから行った訳さ。

ある種内容は知ってた。
内容を知ってるから行った訳さ。

(4)考える時間が少ない

明日説明会があるからどうか?
と言われても、基本行きたくないのに、そんな考える時間0だったらいいやって思ってしまう。

むしろ、行きたくないことこそ、考える時間を与えて、やっぱり行けば良かったかもと思わせる方がいいかもしれない。
時間はきちんと区切って1週間後とかそういう言い方にしておけば、もう一度連絡することもその1回に限っては可能。

(5)断ってるのに、また誘って来る

丁寧に断ってるのに、別のセミナーを誘って来た。
これじゃあ、次回には全くつながらない。

どのみち、断ってるんだから、印象悪くするだけ損。

(6)皆が良いから!という言い方をしてくる

300名が良いと言ってたよ

とか言われても困る。
そういうのは自分で言ってはいけない。

300名が良いと言っていた感想文とかがあるページを示すくらいで良いと思う。

だって、仮に就職面接で、自己PRしてくださいって言われた時に
「前の職場の店長、店員、皆が私のことを良いと言ってました。」

って言われても
「はぁ。なんじゃそりゃ」になるでしょう。

せめてやるなら
「前の職場から、この職場への移動にあたり推薦文を書いてもらいました。お納めください」
くらいじゃない?

客観的な物差しを人に見せる時は、さりげなくやらないといかん

ということは

・定期的に連絡をとる(関係ない話しで)
  ↓
・あるとき、さりげなく勧めてみる
 (なるべく具体的に、内容がわかるように。ただし、長文にならないように)
  ↓
・期限を切ってみる。返事はその時にもらう様にする。
 こちらから返事のきっかけを作る
  ↓
・断られたらしつこくしない。
 (次回の誘いの時に、若干有利になるかも。断る側も気を使っていることを知ること。ただし、きちんとしてればだけど)

こんな感じが

必要ない 相手に迫る場合の 黄金法則 と言えるかも知れない。

所感

実は、勧められて、いったん情報を整理してみたら、行っても良いかなと思えたタイミングがあった。
ホームページも見てみたし、良くわからなかったけど、まあ行ってみないとわからないし、知り合いだからと。

しかし、そんな中、
(6)皆が良いから!という言い方をしてくる
の内容でさらに誘われたので、やっぱ辞めようと思えた。

返事をはっきりさせるために聞くのは必要だと思うけど、

どうかな?返事今日迄なんだけど行かない?

くらいで聞いてくれれば良かったのになとは思った。

他人の力を使うことが大事かも

あとは、これは関係ないけど、営業にはいかに他人の力を使うかを考えるかが重要なのではないかと思えた。
今回も、この誘って来た人含めて、こういう人が沢山いて、このセミナーは成り立っている。
しかも、これは絶対無料で営業活動しているわけだし。

いかに他人や他社などの力を借りて、宣伝勧誘してもらうかなどを今後は考えて行けばもっと小さい物を大きな力にできるのではないかと思えた。

これはアクセスアップにも活かせないかな?と思えた。

参考

自己啓発セミナーには気をつけましょう

自己啓発セミナー対策ガイド

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