これこそが原点?グググっと来た広告から営業法を考察してみた

皆さんは、このFB広告見て、どう思いますか?

うー、買いたい!とか

気になる!とか

思いました?

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多分思わないと思います。

でも、私は

思いました!!

ここにこそ営業の原点があると、感じました。

なぜ私は買いたくなって、皆さんは買いたいと思わなかったのか。

それを検討していけば、ヒントが垣間みれると思います。

私が買いたくなった理由

(1)やや必要だった

私は、健康に興味があります。こういう情報を元々仕入れていて、必要であると感じています。

(2)著者を知っていた

この著者の竹井仁さんを知っています。

事実、この方の下記の書籍を購入して読んでいます。

さらに、先日本屋でこちらの本も見つけました。
やはり、気になりました。

正直、成果が上がるかと言われると?とは感じます。

でも、この方はちゃんと研究されてる感じの方であると言う認識です。

私は、成果が上がる上がらないじゃなくて、根拠がある、ないを結構気にしてます。

だから、この方はデタラメを言ってる訳じゃないと感じているので、その最新成果を発表されたりしているなら、欲しいと感じるのです。

つまり、どちらかというと「権威のトリガー」で買ってしまっている所があります。

首都大学東京 健康福祉学部 理学療法学科 教授。
医学博士 理学療法士 OMT
首都大学東京健康福祉学部理学療法学科などの教育機関で
学生教育を実践するかたわら
病院と整形外科クリニックにおいて臨床も実践。各種講習会も全国で展開中。
専門は運動学・神経筋骨関節系理学療法・徒手療法。解剖学にて医学博士取得。

こんな肩書きのようです。

事実、この方が気になっていたので、CMでこの方の出演するテレビがあると知ったので予約録画していましたくらいです。

つまり、本当にこの名前だけで、内容が気になって予約していたということです。

この番組↓(今夜)です

ジョブチューン★医者ぶっちゃけSP★ベストセラーの医療本を書いた名医が大集合

(3)筋膜リリースが気になっていた

そもそも、健康にするという分野において、筋膜リリースが気になっていました。

その正しいやり方とか。

一応、前述の本にも書いてはあるのですが、実践するには(?)な感じでした。

そこでビデオならもっと詳細がわかるだろうと考えた訳です。

広告がイマイチでも関係ない現実

このような状態で、上記の広告を見たので、欲しい!!でうずうずしました。

正直、この広告のリンク先の内容自体は、感想は

もっと詳しく!よくわからんよ!ちっちゃくて見づらい!

でしたが、あんまりそれと、この「買いたい」「欲しい」衝動とは関係ない気がしました。

実際買うのか?

実際買うかと言われると、値段の問題があるので、手はでません。

特に、この手の資料は万単位なので、やすやすと買えません。

仮に、500円なら買ったと思います。

つまり、欲しい気持ちと買うかという気持ちは必ずしもイコールではないということです。

皆さんと私の違いを整理

ということで、ここまで来て、皆さんと私の違いを整理してみます。

  • 竹井仁を既に知っていた(権威があることを知っていた)
  • 筋膜リリースに興味があった

ということに尽きる気がします。

ここにお金がある!という条件が加われば購入はほぼ間違い無しです。

なので、ここより、今日思ったことは

物を宣伝する時には、

(1)そのターゲットが重要

見て、買いたくなる人が実際には少数でもいるということです。逆に言えばそれ以外の人には、何を見せてもあまり反応しないということです。

とにかく、どんな内容の広告にするかというより、その商品の価値を知ってそうな人に見せることが一番大事なのではと感じました。

(2)ターゲット外をターゲットにする時は、価値を教えてやることしかできない

逆に考えて、興味ない人に興味を持ってもらうには、その商品がどんな価値を持っているのかを伝えることしかない、と感じました。

今回で言えば「竹井仁はこんなに凄い人なんだ」ということと、
「筋膜リリースとはなんぞや?どんな効果があるの?」
を知らない人には、どうしようもないということです。

知ってもらった上で買いたくなるかは、その人の大前提(健康に興味があるかとか)にかかってくるので、操作するのは難しいということだと思えます。

(3)実際に買える人を相手にしないといけない

私のように、買いたいと思ったけれども、金銭的事情で買えない人も多いと思います。

いくら、価値を感じていても、これが「絶対肩こり治る」なら2万円でも出せますが、そんなことはないとわかっています。

やはり、価値相応の値段でないと売れないということです。
逆に言えば、この出版社は、2万円でも、ちょっとでもうれればそれでいいという考えであるのかと感じます。

それでも買う人が一定数いて、DVDだから、在庫ずっともってても、リスクにはならないということなのかもしれません。

ということだと思いました。

もし自分に自分が売るなら

逆に自分に営業するとしたら、基本的にはあとは値段だけなので、

  • 実際に商品を触れる様にして、欲しい気持ちを煽る!
  • 値段を高いけどギリギリ買ってもいいかなという値段にする

くらいしかないのかなと思います。

1000円ならほぼ購入まちがいないですが、2000円だと考えてしまいます。

私のワーキングプア事情からでは、この程度の値段が妥当です。

あと1個ありました

  • 中身の一部を公開して、これは絶対に良くなる技だ!という部分を見せつける

もし、こういう中身があったら、「そのために」高くても購入すると思います。

しかし、2万は無理なんですが…。

まあ、出せて3千円。4千円なら、臨時収入が入った際にってところですかね…

参考

これは欲しい
姿勢の教科書 [ 竹井仁 ]

これは持ってる
肩こりにさよなら! [ 竹井仁 ]

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