影響力の心理

たった2時間の読書でお客の心を掴み営業を毎回成功させたい、営業職のあなたへ

影響力の心理 ヘンリック・フェキセウス レビュー

わずかな読書で営業の成功確率が格段に上がる知識が手に入る。

しかも、営業に使えるだけじゃない。

人間関係を気持ちよく過ごして仕事したい人にも使えそう。

そんな本「影響力の心理」のレビューです。

影響力の心理

影響力の心理

本書で確実に得すること

まとめると、こんなところでしょうか。

  • プロのメンタリストの人心掌握術を知る事ができる
  • WinWinを目指した心理術を知る事ができる
  • すらすら〜と読破できるので、読書体験としても楽しい
  • 人生で、他者と良い人間関係が築くヒントを得られる

著者は海外のメンタリストなのです

マジックに興味をもったことをきっかけに、心理学とかNLPとか、さらには広告とかまで興味を持った人らしい。

つまり、心理学博士ではなく、純粋に心理学等を実践に応用する人ということだ。

 

だからこそ、この本は価値がある。

心理学博士は説明するだけで、「実践での活かし方」をあまり気にしてないが、この本はかなり実践に向けられて説明等されている。

そして何より、読んでて文章も面白い。

これ大事。

「相手に無理に言わせるのではなく、進んでそうさせたくする」

本書の全体テーマが、これ。

「相手に無理に言わせるのではなく、進んでそうさせたくする」

というものなのです。
だから、仕事でもメンタリストの知識を「悪用」するようなことにはならず、WinWinの関係を築ける理想的な営業をかけることが可能になるでしょう。

また、仕事だけじゃなくて、人間関係を良くすることになるのも、これが理由です。

ボリューム感はあるし読んでて楽しい

割と厚い。

影響力の心理

影響力の心理

読んでみると、内容が非常に濃いので、この厚さでかなりお腹いっぱいになる。
文章も読みやすいし、すごく満足感で満たされた。

だから、もしこの人が他の本を出してた取りとかするなら非常にそれも欲しくなった。

それだけ、クタクタ好みの書き方の本で、
きちんとどうしてそうなのかを1個1個説明してくれている。

ちなみに、楽天で調べたら、この著者の他の本発見!

近いうちに購入すると思います。

クタクタが購入した理由

  • 本屋の手に取りやすい位置に平積みで置いてあり、「心理」のフレーズで手に取って立ち読み
  • 最初の部分をちょろっと読んだら面白そうだった

基本的には、本当にこの2点だけが理由で購入してしまった。

そもそも、本を買おうと思って本屋に言った訳じゃなくて、暇つぶしに行ってただけだったが、

  • 営業やアフィリエイトの売り文句の参考になればという思いが強く

購入してしまった。

 

具体的な内容は?

影響力の心理

影響力の心理

帯には人に「暗示をかける方法」という謳い文句だ。

これは、以前、クタクタがレビューした

誉めて誉めて誉めまくれ!人を魅了する暗示の技術 レビュー

と同じような内容をイメージするが、そうではない。

読んでみると、どちらかというと
伝え方が9割 [ 佐々木圭一 ]
こちらの書籍に非常に近い

どちらの本も、「相手にYESと言わせるにはどうすれば効果的か?」がメインだ。

なので、本書の内容は主にそれである。

参考になりすぎ

影響力の心理

影響力の心理

参考になるだろ!って所が多過ぎて、線引いてたら線だらけになった(笑)

本書のメインテーマは

「相手にYESと言わせるにはどうすれば効果的か?」

なのだが、

その方法のメインとなる理論が

「相手に無理に言わせるのではなく、進んでそうさせたくする」

という所にあるので、そのためには

「良い人間関係の築き方」

を知って行くことになる。

 

だから、本書は

「良い人間関係の築き方」の本である

と言っても過言ではない。

言い方でこんなに変わる

例えば、

言い方一つで、こんなに変わるという例で、

お願いするときに

「先に自分はこれをやった。なので、これやってもらえませんか?」

という言い方をした方がその逆

「これやってくれたら、私これやります」

よりも成功率が高いと言う。

行動経済学で言う相互主義の精神という物

これは、行動経済学でも言われていることで、以前のクタクタのレビューの

お金と感情と意思決定の白熱教室 ~楽しい行動経済学の世界~ 第二回 あなたが人に流される理由 レビュー

こちらの「実験:ホテルのタオルの再利用」の所で、同じことが取り上げられていたので記憶に残っている。

詳しく知りたければリンク先を読んでもらいたい。

私が本書を実践的だと感じる理由

本書が実践的だと感じるのは、この例であれば

影響力の心理 [ ヘンリック・フェキセウス ] P.119

間違っても「今日は僕が洗濯をしたから、明日は君がやるべきだ」などと言ってはいけない。「罪の意識」に訴えてしまうと、相手は感謝できなくなる。

このような記載で締めくくられる。

いくら、学問で「この順番だ!」と言ってるからって、それだけで全てがうまく行くなんてことはないよ とちゃんと釘を刺してくれる。

 

このような例からわかっていただけたかもしれない。

本書は、心理学的な観点から、

相手にスムーズに入る方法を色々提案してくれている。

相手にスムーズということなので、他者とのコミュニケーションを円滑にする効果も期待できる。

人間とはそういうものなのだ!

という理解も得られる。

 

私は非常に本書気に入りました。

本書を何度も読んで見たいと思います。

また、さっきあげた、著者の別の本

も、本書を消化したら、買いたいと思えました。

まとめ

わずか2時間程度の読書でプロのメンタリストのこれまでの集大成の知識が手に入る。
しかも、実践的な物ばかり。
メンタリストの本なんて日本ではDaigoの本くらいしかないですからね。

もし、本書を読んでないと、人生、営業をかけて行く上で損することばかりです。
必読ですね。

 

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