こんにちは、クタクタです。
本日、贔屓の楽団の「オーケストラ編成でのコンサート」があると聞いたので行って来ました。
「空飛ぶ音楽祭」〜ゲーム音楽の祭典〜 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団 第32回主催公演
NJBP Concert #0 “飛翔” 感想・レビュー
場所:所沢市民文化センター ミューズ マーキーホール
今回は、少々遠い場所でした。
「西武鉄道 航空公園駅」から徒歩10分ほどの場所でした。
航空公園というので、それっぽいのがあるのかと思ったらありませんでした。
と思ったらありましたw
割と遠い感じがしました。
こんな感じの道をまっすぐ。
行ったらありました。
早速スケジュールボード発見。
ありました。
所沢市民文化センターはこんな感じらしく、マーキーホールは奥でした。
なんかいい感じの施設ですね。
そんな中、広告を発見!
こちらがマーキーホールです。
開場寸前くらいに行ったのですが、こんな感じでした。
ちなみに、すぐそばには開けた場所があり子連れには良さそうでした。
開場
開場!しました。
今回はでかいホールということで、そこで働くスタッフ?のヘルプが多くて雰囲気が違いました。
チラシ
配られたチラシはゲーム音楽には関係ありませんでした。
これはNJBPの物販ですね。
パンフレット
雰囲気だけですが・・・こんな感じでした。
いつも通りシンプルです。
今回は全部で43名みたいでした。(演奏+指揮)
残念なことに今回は市原さんの前説?はありませんでした。
第一幕
-管楽器-
DAWN -Theme of NJBP-
動画は歌版です。
MC
から入りましたw
とのこと。
たしかに、今日は人の入りが少なく、みた感じ60-70%といった所でした。
マーキーホールは798席とのことで、500-600人?といった所だったような感じです。
うーむ、A席完売と言っていただけに、少々寂しいですな。
スカイキッド
スカイキッドマーチ
うおお、知らなかったけど、いきなり名曲来ましたね。
色々なことに使われている曲で例えばプロ野球の応援歌で使われてました。とのこと。
アーケードのゲームで、横スクロールシューティングゲーム。地面に着陸したらクリアらしい。
左から右に行くシューティングが珍しいとのこと。
ボタンを連打するとやられても復活できるとか。
作曲者 野沢じゅんこさんのコメントが紹介された:
参考 近鉄 前田応援歌
ファンタジーゾーン
1986年3月のアーケードゲーム。パステルカラーのシューティングゲーム。右にも左にもスクロールするらしい。決まった幅をうろうろしてボスを倒す。
曲名の「ショッピング」とは、敵を倒すとコインが取れて、それを集めて買い物できるという。そして自機(パオパオ)をパワーアップするという。小銭を拾う姿がいいらしい。
Opa-Opa! 〜 Shopping(A) 〜 Keep on the Beat 〜 Shopping(B) 〜 Saari 〜 Boss 〜 Round-up
Opa-Opa
Shopping(A)
Keep on the Beat
Shopping(B)
?動画みっかんなかった。
Saari
Boss
Round-up
スペースハリアー
MAIN THEME
1985年。手前から奥に3Dに動くシューティング。疾走感がある。ハリアーは超能力戦士のことで、空を飛べるらしい。
スタート直後に「welcome to the ファンタジーゾーン」と表示されるらしいが、もともとこのゲームがファンタジーゾーンという名称だったが、「ファンタジーゾーン」の方がよりファンタジーゾーンっぽくね? ということでタイトルが変更になったらしい。
ボス「ITA」というのがいるらしいが、開発部長の飯田さんを元にしたモアイみたいな顔らしい。
すごく聞き応えのある曲でよかった。
今Youtubeで聞いてもいい感じだ。
-金管 弦楽 打楽器-
アフターバーナー2
Final Take Off
セガのシューティング 作曲者の川口博史さんを博師匠?と呼ばれるらしい。
古代さん(アクトレイザーの作曲者で有名)の会社にいたらしく、「みんなで守ってナイト」とかの曲にも参加してるとか。
1987年のアーケードゲーム。体感型のシューティングで手前から奥に画面が移る。戦闘機同士の戦闘であるドッグファイト。自機が表示されないコックピットに乗っている視点のゲーム。
市原さんはファミコン版だったが、ウォークマンに音を録音するほどはまったらしい。
元々ハードロックのBGMで伴奏だけだったらしいが、今回は後半部分にメロディーも加えた演奏アレンジ。
MC
まもるくんは呪われてしまった
YO-KAI Disco 〜 Karakuri Spirits (Extended Version)
こちら、本日の最新ゲームで、2008年のゲームですw
見下ろし型のシューティングで下から上へ行く感じ。
呪われアクションシューティングらしく、呪われるとパワーアップするらしい。
まもるくんが主人公で12歳男。
元々選曲するときに、かたっぱしからシューティングを聞いて見て、市原さんと羽田さん一目惚れしたため本日の曲に入った曲。ゲームは知らなかったらしい。
作曲者の安井さんに連絡したらOKもらえたとのことで、本日安井さん会場にいました。
たしかに、一目惚れする感じのいいサウンドでした。
MC
川口博史さんも会場にいたらしい。
市原さん普段は指揮をしないが、本日は指揮しているため、舞台袖で一息つく時間がない。
と譲られる市原さんw
ダチョウ倶楽部のネタが図らずも披露されましたw
ドラゴンセイバー
水没都市〜地じん〜氷穴
1990年 ナムコのSTG。 セイバーはスペルがsaberで剣という意味らしい。
1987年のドラゴンスピリットの続編でホソエシンジさん作曲。本日来てたらしいが、袖で聞いてたので見えなかった。
通常ドラゴンは退治される側にいることが多いのだが、これは主人公側。
前作はドラスピ、本作はドラセーと略されることが多い。
テストに出るので覚えておくこと!w
とのこと。
ゲーム中のオープニングで出る英語「show your good spirits」が、なんかの雑誌?で訳がでてて、「根性見せたらんかい!」と関西弁になってたのが面白かったとのこと。
MC
次回は 2018/1/21 に NJBP LIVE #9やります。
内容は色々あってまだ言えないですが、楽しんでもらえるように頑張ります!とのこと
グラディウス
Morning Music(バブルシステム BIOS) 〜 Coin (クレジット) 〜 Beginning of the History (空中戦) 〜 Challenger 1985(ステージ1 BGM) 〜 Free Flyer (ステージ4 BGM) 〜 Final Attack(ステージ7 BGM) 〜 Aircraft Carrier(ボス) 〜 Historic Soldier(ランキング)
1985年5月。グラフィック、BGMなど色々レベル高く、歴史に残るゲーム。難易度が絶妙で、今でも遊べる。
グラディウスは自機の名前じゃなくて救いに行く惑星の名前で時期はビックバイパー。ビッグバイパーではない。ビッグカメラではなくて、ビックカメラ。
Morning Musicはゲームセンターにあったゲーム機の基盤を温めるときに使用された音楽で、グラディウスのゲームの中ではでてこない。
休憩 20分
第二幕
-管弦楽-
タクティクスオウガ
Overture(おーばーちゃー豪華版)
Air Land(空中の音頭)〜 limitation(明るさの限界を突破)
1995 スーパーファミコンのシュミレーションRPG このジャンルにしては珍しく50万本もうれたヒット作。音楽も良いが、曲のタイトルがすごい。「トイレに行けない夜」とか。英題の方はすっきりしている。空中の音頭は空中庭園での戦闘曲らしい。
-木管 弦楽 打楽器-
聖剣伝説2
未知への飛行
1993年スーファミのゲーム。聖剣1はゲームボーイで、イトケンさんが曲担当だったので、この作品から菊田さんが担当し曲の雰囲気が変わった。(菊田さんは会場にいらっしゃってた)
スーファミは音を録音して使う「サンプリング」を用いていたのだが、市原さんはそのサンプリングされたギターのアルペジオのサウンドを聞いたときに、衝撃を受けたらしい。
アクションRPGで主人公は3人。3人同時プレイも可能。
ボスを倒した直後にセレクトボタンをおすとゲームが進まないというバグがあったらしい。
曲は白竜の子にのって空を飛ぶ時の曲。
出だしがちょっと甘い感じがした・・・。
MC
ここで祝電を紹介します。
祝電は・・・なかったw
-管弦楽-
ファイナルファンタジー3
エンタープライズ空を飛ぶ〜巨大戦艦インビンシブル〜バトル1〜勝利のファンファーレ
ジョブチェンジシステム、いついかなる時もどんな職業にも転職可能。
うらやましいですね(笑)
ラストダンジョンが長いのにセーブポイント回復ポイントがないのがつらい。セーブしないでゲームをつけっぱなしで休憩してほっとくと物理的な敵が来る。
「もうゲームはやめなさい!」と親の声w
曲、最後の2曲はせっかくなので演奏とのこと。
ファイナルファンタジー6
セッツァーのテーマ〜飛空挺ブラックジャック〜墓碑銘〜仲間を求めて
スーファミとしての最後のファイナルファンタジー。セッツァーをフィーチャーした選曲。
ゼノギアス
飛翔
1998年プレイステーション。新世代サイバネティックRPG。
ソイレントシステムは非常に衝撃的だった。
シェバトでマリアがゼプツェンでアハツェンと戦う時の曲。
MC
編曲を一人でこなしている羽田さん!すごい!
アンコール
ファンタジーゾーンをもう1回やりました。
DAWNもう1回やりました。
異例の締め
オーケストラで初めてではないでしょうか?
最後に、みんなで一本締め しておわりました(笑)
感想
初のオーケストラ編成でのコンサート、ありがとうございました。
演奏面
演奏面では、なかなかよかったと感じました。
ホールの大きさと人数があっていて、迫力もありました。
打楽器が人数の割には音が大きくて若干弦楽器などを凌駕しているのが気になりましたが、まあそれも些細な感じだったとは思います。
知っている曲の場合は、演奏で音が出ていないようなところも気づいてしまい、その辺りは残念な点ではありました。
やっぱり、知っている曲だとどうしてもわかってしまいます。
ただ、今までにない人数での演奏、やはり迫力面において満足感は非常に高かったです。
打楽器による感じ、特に小太鼓とかは私結構好きなので、あることによってオーケストラっぽさ?を感じました。
よかった曲
曲としては「スカイキッドマーチ」「スペースハリアーMAIN THEME」が非常に心に残りました。
「スカイキッドマーチ」
「スカイキッドマーチ」は、近鉄の応援歌として既に知っており、私設応援団が演奏するトランペット演奏とは比べものにならないクオリティーで、非常に圧倒され、またサビの部分のみですが、知っている曲だったので「おおお!」って感じを感じました。
「スペースハリアーMAIN THEME」
「スペースハリアーMAIN THEME」は知らなかったのですが、原曲の良さがそのまま引き出された良いアレンジと演奏だったのではと思いました。
家帰って原曲聞いてそのまま 気にいるというのは、わたし的には原曲の良さがそのまま引き出されたからだと思います。
逆に原曲聞いて大したことねーなってのは、編曲やオーケストラだからよかったと感じて、逆に原曲の方がいいな ってのは、曲に対して楽器演奏が向いてなかったり編曲が原曲の魅力を引き出せなかったのではないかな?と感じる傾向にあります。
「まもるくんは呪われてしまった!」
「まもるくんは呪われてしまった!」が、初めて聞いたのですがこれまたよくって、一目惚れしたという感覚がなんとなくわかりました。ちょっと今後も個人的に聞いてみたいと思いました。
タクティクスオウガ
第2部ではタクティクスオウガがいかにもオーケストラ演奏って感じがしてよかったです。
曲はほぼ忘れてましたが、なんとなく、ああ、そんなのあったかなって感じレベルでしたがよかったと思えました。
ファイナルファンタジー
ファイナルファンタジーは安定の良さって感じでした。FF6のメドレーの流れは私も良いなと共感できました。
演出面
演出面は、それほど目新しいことはありませんでした。
わたしはNJBPが他の団体と違う点はこの「演出」にあると思っているので何かあるともっとよかったなとは思います。
せっかくのオーケストラ編成、曲の演奏に重点を置こう ということだったのではと推測されます。
MCの途中で言っていた
というくだり、わたしは、これがNJBPの好きな所です。
全ての演出面は、ここにつながっているのではと思います。
クラシックの演奏会、なぜ行かないかって、知らないから興味を持ってないからです。
NJBPで知らないゲーム音楽だけどなぜ行くのかって、知らなくても楽しめる知識とか情報とか演出とかしてくれるからです。
そこが通常のオーケストラ団体にはない、そしてクラシックでは決してない(と勝手に思ってる)部分だと思います。
だから演出面、毎回結構期待しちゃいます。
今回も知らない曲聞いて、こんないい曲あったのか!と収穫がありました。
今後も良いバランスで演出面も強化していただければ幸いだなと思いました。
サインもらった
今回は最後に購入したCDに市原さんのサインいただきました。
人生でサインもらったの初かもしれません。
色々なところとセッションして企画されたりする行動力とか、
テーマソング作っちゃう発想とか、ファン感謝デー作っちゃう発想とか
いつも、常人にはできない素晴らしい発想力や行動力だなと思ってます!
NJBP活動していただいて、ありがとうございます!
またコンサート来年1月21日ですね!
行きますので、よろしくお願いいたします。
奏者の皆様、お疲れ様&ありがとうございました!