気軽すぎる空気感が好きになったNJBPの少人数編成コンサートに行ってきました

※画像や引用等、大変ありがたく使わせて頂いてます。掲載しない方が良い物があれば、ツイッターでお知らせください。すぐ対応します。

こんにちは。クタクタです。

贔屓の楽団、NJBPの少人数構成の公演である「NJBP+」に初めて行きましたので、その感想を記載します。

NJBP+ 26th ピアノ連弾+コントラバス 感想・レビュー

(どうでもいいけど【ネコ】ってなんですかねw)

 

NJBP+は、

ライブハウスやバー、喫茶店などで行う小編成のライブです。ホールコンサートとは違ったリラックスした空間で、お食事やお酒とともに気軽にお楽しみいただけます。

コンサート情報より

ということで、この「気軽に」というのが、相当「気軽」だったのです(笑)

最寄り=本郷三丁目

最寄り駅はこちら、本郷3丁目駅です。

徒歩5分くらい。

昼間で、天気が良かったです。

こちらの階段を降りたところが会場の「名曲喫茶カデンツァ」になります。

今回は、開場後の時間に行きました。

開場&入場

この辺の仕組みはファン感謝祭と一緒でした。

詳細はそちらの記事を参照してくださいませ。

入場時には、3列分はすでに埋まってました。

4列目くらいになったので、20人前後がすでにいたと考えられます。

最終的にも、+4,5人くらいだったのではないかと思います。

ゲーム音楽演奏会は皆何を求めてくるのか?

ちょっとツイッターでお知り合いになった方とも喋ったのですが、普段のNJBPでは300人くらいくるのに、なぜ+は少人数なのでしょうか?

  • 曲がわからないと興味がわかない
  • たまたま都合がつかない

くらいしか思いつきませんが、私は都合がつかなくていってなかったのですが、大多数のゲーム音楽演奏会好きは、「曲に魅力を感じて行く」のではないかと思います。

でも、私はNJBPには「何を演奏しても楽しく過ごせる」信頼感・安心感しかありません。

 

行こうと思った時に満席で行けないのもそれはそれで悲しくはありますが、
皆が何を求めてるのかが、気になりました。

開始

特にパンフレットとかも何もありません。

そんな中開始しました。

 

前半 ピアノ連弾(佐々木姉妹)

NJBPのテーマ DAWN (ピアノ版)

もはやおなじみでした。

MC

市原さんによる司会が入ります。

佐々木姉妹は双子ではない?という話と(いや、双子ですよね・・・w)

演奏曲についての紹介がありました。

まずは前半はピアノですと。

ジャンボ尾崎のホールインワン メドレー

1988年。ゴルフゲームといえばファミコンのゴルフが最初くらいな感じですが、今主流の「みんなのゴルフ」に至っても、そのシステムは変化していないという。

このジャンボ尾崎は、ファミコンのゴルフをちょっと進化させた感じのゲーム。

selectボタン押した時にヒントをもらえる画面になるが、その時のジャンボのグラフィックが佐々木姉妹の父に似ているとか似てないとか・・・。

↓これかな?

だんぼーるはうすinブログ 【FC】ジャンボ尾崎のホールインワンより

メドレーに通常名前はつかないがこれは「ジャンボ尾崎のホールインワンによるホールインワン」(だったかな?)という名称が付いているそう。もはやNJBPのテーマ曲と化しているとかw

メインテーマ〜ワンポイントアドバイス〜ホールインワン〜コース確認〜チャンピョン〜エンディング

MC

市原さん「もう何度も演奏してますが、いかがでしょうか?」
姉妹「グリーンが見える境地に至りました」

(笑)

クロノ・トリガー

1995年 3/11 スーパーファミコンソフト

価格がインフレしていて 1,1400円だったが202万本売れた。

かくいうクタクタも1,1400円で発売日に買った一人です。

2015年11月のNJBP Liveにて披露した曲とのこと。

PC版(Steam)が発売されたが、ドット絵のクオリティが悪いらしく、割と批判にさらされているとのこと。
ユーザーがパッチを作って改善しようとしているらしい。

クロノ・トリガー

個人的にはピアノでやるには少々無理があった感を感じました。
やすらぎの日々

ガルディア王国千年祭
よかったら「はっ!」をみんなで言ってください!

MC

ピアノそのものについての解説が入りました。
二人で弾くことを「連弾」というが、「4手」ともいう。
場合によっては「10手」なんてのもあるらしい・・・。
(その際は、片手で10人でやったとか。意味あるのかw?)

連弾の高音担当を「プリモ」
低音担当を「セコンド」
とイタリア語で言うがファースト、セカンドと言う人もいるらしい。

レッドアリーマー魔界村外伝

レッドアリーマーとは、赤い悪魔のことで、魔界村というゲームの敵キャラが主人公になったRPGゲーム。ACT要素もあるらしい。

1楽章
タイトル

〜村

〜デモンボーダー

〜BOSS

〜クリア

2楽章
ダークロード

〜魔界フィールド

〜レーダープレース?(って言ってるように聞こえたが、そんな曲見つからなかった)

〜ゲームオーバー

3楽章
エンディング

休憩が15分ほど入りました。

後半 コントラバス+ピアノ連弾

トルネコを後半やるので・・・なんと

トルネコの大冒険の実演

さすがNJBP。やってくれました。ここで、トルネコの大冒険の実機プレイが始まりました(笑)

プレイヤーは編曲者の羽田さん。
羽田さんの私物のソフトに、市原さん私物のスーファミ本体にてプレイとなりました。

 

主人公の名前を「マサノリ」に設定。

市原さん「これは・・・古庄さんの名前ですw」

プレイを進めながら市原さんの解説が入りました。

「この手のゲームはローグライクゲームというジャンル。

ローグというゲームがあって、それは文字ばっかだったが、やってることはこのゲームと一緒です。」

ローグというゲーム

「お腹が減るとパンを食べる」
「毒消し草は力を回復させるので、腐ったパンで空腹を回復させた副作用で力が減った後に使っています。」

などなど、羽田さんの行動の意図を次々と解説。

なんか、将棋の解説を見てる感じでしたw

地下10階で、宝石箱を取ったところで終了。

演奏が開始されました。

演奏

1993年 1000回遊べるRPGとしているが、現在4043回遊んだ猛者がいるとか。
コントラバスのみでメロディーを弾く曲はほぼないので、かなり今回の演奏はレアとのこと。

楽器(コントラバス)について解説入る
バイオリン〜チェロまではバイオリン属というのに属しているが

コントラバスはビオラ属というのに属しているらしい。

バイオリン属は4度調弦で、ビオラ属は5度調弦とのこと。

 

うーん、どういうこと?

現代の一般的な楽器は、弦が四本ないし五本で、それらを4度間隔で調弦します。

バイオリンの成り立ち バイオリンの仲間(コントラバス)より

調弦は他の弦楽器は5度ですが、コントラバスの弦は上からG、D、A、E、と四度間隔で調弦されています

ヴァイオリン属の楽器 より

バイオリンをチューニングするときの音階は、
E線(1弦)を「ミ」
A線(2弦)を「ラ」
D線(3弦)を「レ」
G線(4弦)を「ソ」
になるよう、糸巻きを回して合わせます。

バイオリンパレット チューニングの音階より

バイオリンパレット チューニングの音階より

コントラバスの弦は上からG-D-A-E(ギターの低い方の4本と同じ)と四度間隔で調弦し、順にG線(第1弦)、D線(第2弦)…と呼ばれます。五度調弦のバイオリンとはちょうど弦の音名の順序が逆の関係になります。

コントラバスの基礎知識より

つまり、G-D-A-Eか、E-A-D-Gかの違いってことでしょうか。

 

元々はチェロのオクターブ下を演奏していた楽器だったが、jazzとかに使うとまた変わってくるとか。

市原さん「コントラバスの魅力は?」
古庄さん「音が低い、手の内からはみ出る、一生懸命やらないとはみ出る所w」

チェロに脚光が当たると羨ましく感じるとか。

フルネコの大冒険改め、5楽章のトルネコの大冒険
演奏曲不明。

アンコール

Jazzっぽいピチカートが炸裂するトルネコの曲。
演奏曲不明。

感想

とにかく、トルネコサウンドにマッチしていました。
楽器うんちくもかなり興味深く聞けまして、良い時間が過ごせました。

羽田さんのトルネコプレイに関しても、
ゲーム実況動画じゃないですが、「わかる」状態で人のプレイを見るのは楽しいですね。
市原さんの解説もやはり、素敵の一言でした。

今回は、小さいスペースの場所でコントラバスの音をじっくり聞けたというのがやはり良かった気がします。

ピアノも連弾ということで、いつものごとく、迫力を感じました。

 

曲自体は「これ」っていうのには出会いませんでしたが、素晴らしい演奏、ゲーム音楽、そして楽器などの「音楽そのもの」の魅力に改めて触れられた感じで大満足でした!

奏者の皆様、司会の市原さん、ありがとうございました。

また、是非いきます〜