演奏の迫力が増し、さらにLV UPしたゲーム音楽コンサートに行って来ました

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いつもご覧いただきありがとうございます。

クタクタです。

昨日、贔屓の楽団(新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団)のゲーム音楽コンサートに行きましたので、そちらのレポートをいたします。

NJBP Live! #7 SWEET IMAGINE SWEET DREAMS 感想・レポート

過去の見たNJBPイベントは5個

これで、NJBPのイベントは5個目となりました。

今回のレポートは、今までのレポートと違い、コンサートから受けた衝撃というよりも、今までと比較してどうだ!という話になってます。

場所:文京シビックホール 小ホール

場所は、前回と同じ文京シビックホールの小ホールでした。

春日駅通路

春日駅通路

駅と直結してるので、私はこの写真のような長〜い通路をとおり、直結している出口まで行きました。

案内板

案内板

シビックホールの地下の部分とこのような感じで直結しております。

直結入り口

直結入り口

前回と違い、建物内部が全体的に混んでました。

大ホールにて別のイベントが行われていた模様です。

大ホールにて別のイベント?

大ホールにて別のイベント?

うーむ、なんか嫌な予感・・・

今回、チケットが完売していたらしく、人は多いだろうなとは思ってました。

ただ、多いと行っても、前回の様子を知ってます。

前回は早く行き過ぎた感がありましたので、まあ、前回と同じくらいでいいだろうとたかをくくってました。

前回の記事と写真です。

開場30分前くらいに行ってみた所、
並ぶ場所は上記の写真のもう少し奥にあり、既に20人前後ならんでる感じでした。

文京シビックホール待ち雰囲気

前回の文京シビックホール待ち雰囲気

そして、このイヤーな感じ(?)を感じつつ行った今回は同じく30分くらい前に行ったのですが・・・

今回の列

今回の列

うおお、激混み。

私は、「席は埋まるけど、みんなギリギリに来るタイプの客が多いのではないか」と思っていましたが、そんなことはなかったみたいです。

なぜ?

もちろん、人気が出たり、知名度が上がってきているというのはあるのかもしれませんが、私的な推測では今回は「ナムコの楽曲をやるから」というところが大きかったのかもしれません。

会場に来ていた人で、今回のゲームとかを熟知してる感じの人が多そうな雰囲気でした。
(市原さんの「○○やってた人?」みたいな質問に手を上げてた人の人数とか結構多かったので。)

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

ということで、もし、次回普通な感じの並びに戻ってたら、かなりの客が「ナムコだから」という理由が実証される気がします。
かたや、もしこの人気が続くようなら・・・こいつは本物です。

開場 パンフレット等

さあ、おまちかね?チラシ・パンフレットタイムです。

チラシ

ゲーム音楽のオーケストラコンサートの案内でした。

面白そうですが、ちょっと値段が高く、多分行けないです。

こちらは一般的にな演奏のチラシです。

開演前

恒例の市原さんのゆるーいトークがありました。

ただ、時間的な制約が今回非常にあるらしいということが伝わって来ました。

ゆるーいトークは内容的にはオーケストラコンサートの楽しみ方の説明でした。

第一幕開演

ラリーX&ニューラリーX

たしか、解説でラリーXはゲーム音楽がはじめてついたゲームだったと言ってたような。

単音しかない音らしく、がんばって管弦楽アレンジしたとのこと。

マッピー

ドルアーガの塔

すごくよかった。
作曲者からのコメントが紹介されて
「元々自分の頭の中ではオーケストラ的な感じで鳴ってたやつをゲームにした」
というそのコメントどおりで、すごく迫力もあったし、よかった。

ボスコニアン(X68000版)

元々音がなかったゲームだが、アクトレイザー等で有名な古代さんが、移植?の時に音をつけた的な話が紹介された。

UGSF 5Stars

Space – Subsurface – Surface – Stellar interior – Space again
ギャラガ/ディグダグ/ディグダグⅡ/バラデューク/スターラスター

UGSF?

そもそもUGSFがなんのことかわからなかった。
なぜかそのことについての解説はなかったので今調べて見たところ
UGSFシリーズ公式サイト
こちらにあった。

United Galaxy Space Force:銀河連邦宇宙軍

の略で
ナムコの当時のシューティングゲームは世界観を共有していたらしく、要するに

「当時のナムコのシューティング」
「からさらに派生してその世界観を共有するゲーム群」

のことなのだろうと思われる。

詳しくはリンク先を読んでくだされ。

演奏中のタイトル解説

ちなみに、ここは演奏中に市原さんが作品に合わせてタイトルが書かれた紙をめくっていた。

ギャラガ

ディグダグ

ディグダグⅡ

バラデューク

スターラスター
作曲者からのコメントが紹介され、「ナムコファンと飲みに行くと、皆んなワープ音が歌える」というあるあるがあるらしいw

セリア姫のポプリ

ドラゴンバスター/ディグダグ/ディグダグⅡ/バラデューク/スターラスター

ここで、サプライズ!ありました。
作曲者の慶野由里子さんが登場。

ゲスト登場

ゲスト登場

色々面白い話を語ってくれました。

このセリア姫のポプリの出来上がる経緯を説明されてて、

(1)元々はナツゲーミュージアムというところで、自分の曲を取り上げてもらったそのお礼的な意味合いでこの「セリア姫のポプリ」を作ったとか。
(2)その後、NHKの今日は一日ゲーム音楽ざんまいという番組でも慶野さんに関するものがあり、その際に「セリア姫のポプリ」を使ってもらい
(3)CD化。
(4)震災のチャリティーイベント「ゲームミュージックプレイヤー3」というのでも収録してもらったとか。
(Disc2の1曲目にありますね。)

だた、これらは全て「打ち込み」の自動演奏音。
今回は、人が世界初で演奏しますよーーーーといった感じのお話もありました。
(詳細は・・・ちょっと違ってたらすいません。だいたいこんな感じの話でした。)

ドラゴンバスター
このゲームでセリア姫を救出するというところからセリア姫が来たらしい。

上記動画の
ここ
で流れる音楽が、良いのにすぐ終わっちゃうのが悲しい
ということで長めに作成したのが今回の曲と言ってたと思う。

この音のフレーズがメドレーの中で流れてる感じだったんだと思う。

ディグダグ

パック&パル

ゼビウス
なぜか2位以下のネームエントリーの音を採用とのことw

ポールポジション

休憩!!

休憩時の様子

休憩時の様子

第二幕

ワギャンランド

ワギャンランドはプレイしたことあったから、数少ない知ってる曲だったw

曲:ゲームスタート→1面→滑り台→無敵→ボーナス  と言ってたかも。ちょっとメモが間に合わず・・・

妖怪道中記

作曲者からのコメントが紹介され
「絵柄が可愛いと思ったので可愛い感じの曲にした」
とのことでした。

曲:メイン→サイコロ道場→鬼ヶ島→まんぼりゅーぐー→天界極楽 とか言ってたかも。なんとなくこんな感じのメドレーだったんだという情報の足しになれば・・・。

源平討魔伝

っと!ここでまたまたサプラーーーイズ!
作曲者の中潟さんがゲスト出演しました。

なんでも昼間に東京ゲーム音楽ショーというのに演奏で出演してたらしく、そこでも源平討魔伝を披露。

どうしても、NJBPでの源平討魔伝を聞きたかったらしく高速を飛ばして駆けつけたとのこと。

曲:テーマ→ヨシツネ→ボーナス ・・・書き取れたのはこれくらいかな。

ワルキューレの冒険 時の鍵伝説

すごく聞いいてていい感じでした。

作曲者のコメントもあり、音楽に限らず演出とかもやってたとか。

曲:メイン→エンディング

ワルキューレの伝説

作曲者からのコメントで
会社のキックオフミーティング(?)的な場所で最初に思いついたメロディーを使ったとのこと。
長く迷って決めた曲じゃなくて舞い降りて来たメロディーの方がいい曲の時が多い。
みたいな話がありました。

曲:メインテーマ→ブラックドラゴン→地下→・・・

アンコール

そして、鳴り止まぬ拍手の中 市原さんが登場し、、、
あの
笑っていいとも!でおなじみの

タモさんの拍手を制する時の

チャンチャチャチャン

を指揮して会場の拍手を止めるという凄技を披露(笑)

アンコールはせっかく世界初披露だったので、もう一回とういことで
「セリア姫のポプリ」
を演奏して終了となりました。

感想

それでは全体的な感想です。

すごく楽しかった。

その上で以下の感想を持ちました。

演奏時間がいい感じだった

今回は演奏メインにしていることが多く、市原さんの出番が短い感じでした。

演奏としての質も非常に高い感じがして、すごくよかったと思います。

今までは正直あまり感じなかった迫力感を今回のライブではかなり感じました。

 

値段もやはり安く、次回も間違いなく聴きに行きたいと思えました。

反面:演出が減ってしまった

私は多分皆が期待していることとは違うことを期待してNJBPには行っているのだと思います。

演奏時間には非常に満足できました。

だが・・・NJBP5や6にあったような演出要素が減ってしまった気がします。

私は今までの体験から今回にも演出を期待してしまっていたという話

結局のところ、ゲーム音楽を演奏する だけであれば、昨今は他の団体もやっていたり、作曲者自ら演奏したりとすごくその機会は増えています。

別に今回のコンサートの演奏の質などに不満は全くなく、

ただ、今までの私がNJBPから感じていたことからして、「今回もやってくれるな!」と思って足を運んでることのメインが 今までがその「演出」だったので今回も「演出」だったわけです。

だから、それが減ってしまったので、物足りなさを覚えました。

例えるならパフューム芸人で語られてたパフュームの魅力と同じ

例えてみます。アメトークで前、パフューム芸人というのがやってました。

その紹介の仕方として

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

パフュームの魅力は・・・

  1. そのテクノみたいな魅力的な楽曲
  2. 凄まじいステージの光とかでの演出

などなどが取り上げられている中で一つありまして

3.ライブに行った時に全員参加型で楽しめる!

というのがありました。

パフュームのライブのMCは皆んな楽しめるMCで他のアーティストにはないと思われる

説明すると長くなるので端的に言うと、パフュームのMCが単に喋るだけの曲と曲の場繋ぎMCではなく、会場の皆が楽しめるようなゲーム的なことをやるので曲を仮に知らなくても楽しめる!

そういう楽しみ方もあるというものが紹介されてました。

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

パフュームは曲もいいと思いますが、それだけじゃない魅力があって期待している人もいる。それと同様に、

私も、NJBPにはゲーム音楽にプラスしてそのような要素を結構期待しているところがあります。

オリジナリティーとは要素の掛け合わせだと思う

よく言われると思うのですけど、オリジナリティーは掛け合わせた要素によってできあがるといいます。

例えば 電話とパソコンを掛け合わせてスマホというのができた みたいな。

電話は世の中にいっぱいあった。
パソコンもパソコンでいっぱいあった。

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

でも持ち運んで電話できるパソコン=スマホはそれまでなかったから、iPhoneが出た時は革新的だった

みたいな話です。

NJBPはゲーム音楽×演出?

NJBPも私の中では「ゲーム音楽」×「演出」なのかなと勝手に思っていたので確かに、これまでの感想で演奏時間が短いと不満を言ってましたが今回そのバランスが逆転してみて感じたことは、自分的には演出要素が減ってしまう方が悲しいかなとは思いました。

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

「プロ奏者」×「ゲーム音楽」は最近結構たくさんやってるし

「ゲーム音楽」×「オーケストラ」的なのもアマチュアで結構たくさんある。

NJBPから私が感じる要素は

「ゲーム音楽」

「オーケストラ」

「楽しい演出」

「値段が安い」

「レトロゲーム多い」

「団員と距離が近い(気がする)」

かな。

その中でも私が一番好きなのはやっぱり「演出」かなという気がした というのが今回の感想です。

恒例の撮影タイム ありがたいわー

恒例の撮影タイム ありがたいわー

いちいち、こんなことを考えてコンサート聞いてたわけじゃないのですが、あえて感想を考えた時に一言で言うなら

「今までのコンサートでは演出たくさんあった気がするから、今回も演出とかトークとかもっとあったらより良かったな」と思ったと言うことです。

たしかに時間の関係で難しいとは思う

時間の関係で両立は難しいのかもわかりませんが、もういっそのこと、

作曲者とのトークを聴きつつ、後ろでその人の曲を生演奏してるとか、そういうコーナーがあったら演奏時間とトーク時間の両立ができなかないのかも とか勝手に思った感じです。

多分ゲーム音楽好きでこの感想は異端のような気もしますが・・・そんな感想をもったNJBP Live#7でした。

素敵な演奏、ありがとうございました!

 

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