なぜ私たちは贋作より原画を好むのか?人間は本質主義であり、私たちの感じ方はその物の歴史についての思い込みによって変わる。しかもそれはただの錯覚としてではなく、喜び(そして痛み)といった生理的なレベルで変わるのである。心理学者のポール・ブルームがそう論じます。
いやー、これは見る価値がある動画でした。
私流に例えをあげると、ちょうど、ドラマ ど根性ガエルで言えます。
主人公ヒロシは、ひったくりにいつもつけているサングラスを取られて、壊されてしまいます。幼馴染の京子ちゃんは「あんなに落ち込んでるヒロシ君は初めて見た」というと、
後輩の五郎はその理由を「あれは、お父さんの形見でヤンス。そして、花火の日にはお父さんが天から見守ってくれるという逸話があるので、花火の日にないとなると、それはがっかりも一塩なんでヤンス」
と言います。
まさにこれ。
これを説明したのがこの動画。
営業での集客を勉強している私にとっては、その方面でも活きてくる知識のような気がしました。
その背景にあるもので物の価値や、実際に感じる感じ方(五感など)が変わる
というものです。
上記の例では物理的には単なるサングラスだけど、親父の形見だから大事。
同じ型のサングラスでは意味がない ということになるのです。
「物理的には同じもの」だとしてもです。
そんなに勉強しているならすごいに違いない!と高額な金額を出す物があります。
動画では「食べた後のガム」に対して「有名人の食べた後のガム」には高額な値がオークションで付くとありました。
価値とは相対的な物なのだ と実感できました。
とすると、幸せもそうであるのは間違いありません。
相対的でかつ、自分が「どう思っているのか」に依存しそうです。
努力してきて成功するのと、なにもしてないけど成功する
それぞれの嬉しさは「本当に」違うのだと心理学でも証明されているということですね。
非常に興味深い動画でした。
絶対見た方がいいです!