先日、知り合いから
クタクタは環境的に恵まれているから幸せな方だよ
と言われました。
住む家もある。
五体満足健康である。
仕事もある。
だから、幸せなんだよ…と。
しかし、当の本人は全く幸せだとは思っておらず、どちらかというと鬱気味です。
この状態のどこが幸せなのか?と。
ポジティブ心理学のタルベンシャハー先生は
と幸せを定義しています。
…略…
未来の利益をもたらしてくれる目標や活動に「意義」を見出します。
つまり、私の客観的な状況がどうであれ
現在喜びを感じている状態であり、かつ未来も良くなるという意味を感じている状態でないと幸せではないのです。
確かに、常にそんな状況を維持するのは難しいでしょう。
しかし、現在の私は「意義」は感じているが、「喜び」はあまり感じていません。
どうやら、「今を生きる」ことをしていないのが幸せを感じていない原因ではないかと思いました。
幸せの測定
幸せを測定することができます。
ディーナー博士の「人生満足尺度」です。
ここでは
(2)主観的幸福として、アンケートに答えてもらう
(2)について測定することになります。
私の友人は(1)について「あなたは恵まれている」と言っていたのであって、
私は、(2)において、「どこが幸せなのか?」と疑問に思っていたのです。
そりゃあ、話も食い違う。
内容
終わったら、数字を足してください。
尺度
2ほとんどあてはまらない
3あまりあてはまらない
4どちらともいえない
5少しあてはまる
6大体あてはまる
7非常に良くあてはまる
です。
以前やってみた時の回答がこちらです。
(1)ほとんどの面で私の人生は理想に近い
(2)私の人生はとても素晴らしい状態だ
(3)自分の人生に満足している
(4)これまで自分の人生に求める大切な物を得て来た
(5)もう一度人生をやり直せるとしても、ほとんど何も変えないだろう
結果
は、八点。。。
目安として
25-29点 大体順調
20-24点 平均的な幸福度
下がる程人生に不満が多く、幸福度が低い。。。らしい。
客観的に相当満足度が低い。
やはり、残念ながらクタクタの幸福度は低いと言えます。