こんにちは。
贔屓の楽団と思っている
NJBPこと新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団
がミニライブ NJBP+ を開催するということで、行ってまいりました。
気軽すぎる空気感が好きになったNJBPの少人数編成コンサートに行ってきました
参考:過去のNJBP関連はこちら
NJBP + 31th 国本剛章special ピアノ連弾 感想・レビュー
NJBP +とは??
NJBPこと新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団の少人数編成のコンサートのことです。
今回で31回目とのこと。
今回の国本さんは、ハドソンの往年のゲームで作曲を担当された方です。
会場:名曲喫茶カデンツァ
今回は、ナビタイムの指示で、春日駅から行くことにしました。
ちょっとだけ交通費節約ということで・・・w
駅を出ると、どーんとホームコンサートホール?であるシビックセンターがありましたが、
そちらには背を向けてまっすぐ行きます。
10分前後ですかね。結構近かったです。
この道が、そのまま名曲喫茶カデンツァの道に繋がってましたw
途中には、ソフトクリーム専門店もあって、少し暑い日だったので、惹かれましたが到着
並び具合はこんな感じ。
って言っても、いつも通り、友の会の席順決めのくじ引きが行われました。
と同時に、市原さんが新しい会員カードをその場で配布・・・
まさか、今新しい会員カードを受け取るとはw
予想外すぎました。
右が今年度。左が前年度。
2019の表記以外は全く一緒でしたw
とくに今日は演奏前には何もなくて、
演奏開始
DAWN – piano版-
まずは、テーマソングのピアノ版の披露でした。
※以下の会話は大体の内容です。
大雑把に
で分けています。
MC
市原:
原田竜二でございます
NJBPは5周年を迎えました。
5周年は何ヶ月ですか?(佐々木姉妹へ)
40ヶ月…違いますw
今日の演奏はベルゼール(佐々木姉妹のユニット名)です。
ベルゼールは美しい翼の意味です。
そして、ゲスト 国本剛章さん。
NJBPは3回目の登場。
DAWN作曲者なんですが、作曲の依頼をした際は2つ返事でYES
国本:
1ヶ月くらいで作曲完成しました。
ふんふん作曲法を駆使して(笑)
ふんふん作曲法とは、鼻歌で最初にメロディーを作ることをいいます(笑)
一方、ガジガジ作曲法もある
Drスランプ アラレちゃんのがっちゃんがガジガジ食べるように無理やり作っていく
この2つの作曲法を駆使して曲を作成。
ふんふん作曲法で期限内に間に合わないときはガジガジ作曲法を止むを得ず使うw
演奏
ボンバーキング
市原:
まる超シリーズの第1弾
まる超シリーズということは国本さん、知っていた。
MSX2版があるが、移植には関わっていない
ボンバーマンとキングを集めた音楽CDがあるので、そこでMSX2版があるということを知った
歌詞は別の人が書いた
ここはコリドー
もともとコリドールという企画名だった。それが関係しているのでは?
高橋名人が歌っているのは別の人がアレンジしている
ヘクター87
国本:
ボンバーキングとほぼ同時進行で作曲
ハドソン的にも本数たくさん出して行け!というピークの時期だった
このヘクターのメインプログラマーの人がボンガーキングの歌詞を作った
ふらっとやってきて、急に歌詞をつけてきた。彼はヘクターの担当だったので、コリドーは、適当につけたのでは?
市原:
ヘクターというのは昔のアメリカ映画にでてきたロボットの名前?ではないか
ボンバーキングにもヘクターにも、音階を上がって下がるだけという、単純なメロディーがあるという共通点を発見しました
国本:
→ただ上がって降りるだけ作曲法と名付けようw
太陽に吠えろのベースラインをそのまま拝借した
忍者ハットリくん
市原:
国本:
当時社員じゃなくて大学生で、外注として仕事をしていたので、何本売れてもお金は変わりなしw
売れたので社屋は豪華になったw
市原:
漫画原作のソフトとしては遊戯王に抜かれるまでは一位だった
難しくて全然クリアできない。あんなの子供に売っちゃだめw
当時は一本で半年は遊ばせようとしていた
国本:
クラシックとハットリくんのテーマを掛け合わせた
ビゼのアルルのメヌエット→ハットリ→天国と地獄→ハットリ
一発OKでするーっと通った。
ふんふん作曲法で作曲した
迷宮組曲
国本:
メインプログラマに音楽にこだわったゲームにしたいと言われた。
有名なボーナスステージの曲は井上さん作曲なので、よくボーナスステージの曲が好きと言われて返しに困る
ゆうゆう人生
市原:
人生ゲーム公認。
ハドソンにキャノンボールというゲームがあり、それがこのゲーム内で遊べる
チャレンジャー
国本:
デビュー作
作曲始めたのはこれの半年前くらい
楽器屋でスカウトされた
その際ファミコンのレクチャーを受けた。3和音しか使えなかったり、テンポに縛りがあったり。150bpmの次の速さは162にとんでしまう
大抵の曲は150bpm
プログラミングはMSXで作曲ができるソフトがあった。それを使ってカセットテープで納品し、謎の装置をへて、ファミコン内に入れられるものがあった
チャレンジャーだけ集めたCDがある(物販)
市原:
後半
演奏 新人類のジングル
↓ちょっとどれだかわからなかった
市原:
国本さん作曲だが、このジングルだけ
なぜか長州力とタイアップしたゲーム
パワーアップすると長州力になる
国本:
ボンバーマンとヘクター、さらにもう一個同時に作っており、3つ同時だった
最初は音楽の発注は一人1作だったが、次第に、「何かの死んだ時の曲」とか、場面を見れずに、思い入れが薄くなる発注が増えてきた
なので、どこに自分の曲が使われているのかわからないものもある
youtubeで全曲動画をみて、「これ俺の曲」とわかることもある
市原:
カトちゃんけんちゃん
国本:
ドリフに会ったことはない
PCエンジンのローンチタイトルだったので力が入っていた
FCと違う!こんなに絵が綺麗なんだ!音も4和音まで使えると言われた
(実際には6和音まで可能だったが)
これで複雑な和音も出せると思った
7thコードとか
カトケンの二人はこのゲームで遊んでいた。公式であると言える
その前のディズニーのゲームは非公式・・・w
1面はコミカルを意識した
全員集合はちょうど見ていたど真ん中の世代だった
スターソルジャー
市原:
レーザー が1発で十六発分の威力があるというのを最近発見した
知ってた?
佐々木姉妹「知らない」w
佐々木姉妹の天然コーナー
佐々木姉妹の天然が発揮されたエピソードを市原さんがメモってて、それを発表した
猫の話してて、
その猫の「犬種」なんですか?
→いや、猫だけに猫種?
キャベツがでてきて
このきゅうりおいしい!
緑色のものが落ちてて
レタスが落ちてる!
と思ったら緑色の蛾だったw
ブレイクイン
市原:
未発表だと思ってたら、発売されてた
ハドソンではパワービリヤードという名称で進められていたが、なぜかナクザットから発売された
wiiのvcで遊べた
作風がだんだん大人びているのはなぜ?
国本:
ゲームの雰囲気に合わせて作ったから
鍵盤でアドリブで引いたのを納品したという挑戦的な作品
ビクトリーラン
市原:
ダカールラリーをモチーフにしている
wiiUのvcで遊べる
アンコール
ボンバーキング
市原さんがマイク持って出てきて熱唱するw
感想
まずは、ベルゼールのお二人、素晴らしい演奏をありがとうございました。
前回にNJBP+参加した際は、結構アットホーム要素が強かった印象がありましたが、今日はNJBP Liveのミニ版ともいうべき、充実のトークと演奏って感じで大満足でした。
トークがすごく盛りだくさんで、国本さんから貴重なお話も聞けたし、演奏もたくさんありました。
ファミコンバンドの絡みで、国本さんを割と私も知ってはいましたが、気さくな雰囲気を生で今日は感じられました。
アルバイトみたいな感じで、あの名曲たちを作っていたとは、驚きです。
迷宮組曲は、VCでチャレンジしたけど、途中で断念する私ですが、忍者ハットリくんの猛烈なメロディーはいかにもファミコンって感じで、すごい好きな曲の一つです。
知ってたけど、初めてあれが、クラシックの曲のアレンジだと聞いたときは、え?あれって忍者ハットリくんじゃないの?って驚いたものですw
本当は、中延でやってるっぽい、国本さんがでてるライブも行きたいのですが・・・夜が行きづらくて(涙)
ともあれ、今日はNJBPっぽいNJBP+で、私的には満足でした。
もっと、今まで以上にNJBPを応援したくなりました。
関係者の皆様、ありがとうございました!
あ、原田龍二って誰?w
【御礼】NJBP+31st無事終演いたしました。
国本剛章さんスペシャル、いかがでしたでしょうか。
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!#NJBP pic.twitter.com/mnjQEc05d7— 新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団 (@NewJapanBGMPhil) 2019年6月16日